那須塩原や那須に移住の土地選び・土地の大きさ
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
最近では、首都圏から那須塩原や那須への移住の関心の高まりの影響で、移住をご希望の方からの家づくりのご相談も多く頂いております。
その中で、数多くご質問を頂いたり、斎藤なりに気になる事があったので、今日は少し移住に関しての那須塩原や那須での土地に関してお話してみたいと思います。
移住というと現在は都市部に住んでいらっしゃる方が多いので、お隣との距離をある程度保ちたいという事で、広めの大きさの土地をご希望される方がいらっしゃいます。
最近ではキャンプやアウトドアブームの影響もあり、敷地の中にそのようなスペースを設けたいとご希望される方も多くいらっしゃいます。
これらに関連して「土地の面積はどれくらいあれば良いですか?」とご質問を頂く事がありますし、また、1000坪の土地を購入したという方もいらっしゃいます。
那須で数多くの別荘を建築させて頂いてきましたが、その経験から言っても、1000坪はちょっと大きすぎるかなと思います。
実際、大きい土地を購入して、管理に手を焼いている方もいらっしゃします。
那須塩原や那須では、坪1万円、2万円なんて言う土地は数多く存在します。
地価が高い都市部と比べると、坪1万円の土地は1000坪買っても1000万円なので安く感じてしまうと購入された方ががおっしゃっておりました。
「土地の面積はどれくらいあれば良いですか?」という質問に対しては、予定する建物の大きさや、土地の形状にもよりますが、少しゆったり目に考えても200坪から300坪を一つの目安にして頂ければよいと思います。
面積が小さければそれだけ土地取得の費用が少なくて済みますので、その分の予算を建築や外構工事に回すこともできます。
土地の取得の際に忘れていけないのが「環境整備費」です。
立木がある土地に建物を建築する場合、木を伐採したり木の根を撤去する伐根作業など、環境整備が必要となってきます。
敷地が広ければそれに関する費用が土地の大きさの分必要となってきますので注意が必要です。
いくら田舎とはいえ、坪単価が低く抑えられている土地は、水道の本管から距離があって水道を引き込むのにかなりのコストがかかってしまったり、また、水道が引けない立地で敷地内に井戸を掘らなくてはならない敷地もあることも土地を選ぶ際に考慮に入れなくてはなりません。
先ほど環境整備で伐採の事に触れましたが、木を伐採すると間違いなく雑草が大暴れします。
木が生えているときは、地表に太陽の光が届きにくいので草が育ちにくい環境なのですが、木が無くなると地表付近にもたくさんの太陽の光がたくさん地表に届くようになるので、草が育ちやすくなるのです。毎週、下手したら、毎日、草取りに追われることになります。
どうしても大きな土地をご希望の場言、敷地内の木は全伐(すべての木を切る事)しないで、一部のみの伐採にすることをお薦めします。
そして、あまり人工的な外構、造園は行わずできるだけ自然の状態で管理していくことをお勧めいたします。そうすれば、年に数回だけ下刈り草をするだけで手入れは住みますし、野草なども楽しむことができます。
場合によって除草など管理のための費用など土地に対してのランニングコストが発生することもあります。
ランニングコストは家計にも影響する大切な事ですので、土地探しの際には土地の管理費用の事もしっかり考えて選びたいですね。
移住の方のための、土地に関してのご相談も承っています。建築側の目線でアドバイスさせて頂きますので、是非、お問い合わせください。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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