高断熱高気密住宅と自然
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
昨日のブログで風薫る五月の話をさせて頂きましたが、昨日もこんな質問を頂きました。
その質問の内容は、「高気密高断熱住宅は窓を開けてはいけないのですよね?」と言うものでした。
この質問、見学内の時などにも本当に多く頂く質問です。
もちろん答えとしては、「秋や春の中間期と呼ばれている、過ごしやすく気候が良い時期にはどんどん窓を開けて頂いて何の問題もありません」という事です。
そもそも暑い夏にわざわざ窓を開けて暑い熱風を入れようとしたり、寒い冬に家の中の暖かい空気を外に放出して家の中の温度を下げようとする、あるいは、雨の日にわざわざ窓を開けて、じめじめの空気を室内に入れたいと思う方はいらっしゃらないと思います。
小学生の頃、市の剣道教室で剣道をやっていた時、真冬に窓を開け放って練習していましたが、そんな事は鍛錬の場だけだと思います。
田舎で暮らしていると、季節の香りをいろいろと楽しむことが出来ます。
春には春の香り、初夏には初夏の香り、稲の花の咲くころは稲の花の香、秋季節には稲刈りをしているときの香りなど、いろいろな香りがあります。
車で走っているときも、窓を開けて走りたくなる、皆さんにもそんな時ありませんでしょうか。
そんな時は、車にもエアコンはついていますが、エアコンを切って窓を開けて走るそんな時もありますよね。
海なし県の栃木県に住んでいると、気付けば、海の見える道を車の窓を開けて走っている、そんな栃木県民も多いのではと思います。
苦痛であると分かっていることを自ら行う人間はいないと思います。
ですので、そんな時は窓を開けて風を楽しんでいただければと思います。
以前は梅雨が明けると、ゆずに「夏色」という曲がありますが、あの歌詞が本当に目に浮かぶような、晴れの日が続きカラッとした爽やかな暑さが栃木県の夏でした。
このように気候が変動する要因となっていることの一つに、二酸化炭素の排出量の増加と言われています。
「ちょっとだけエアコンに頼る」の「ちょっと」が大切ですと、先ほどお話させて頂きましたが、この「ちょっと」を実現すると省エネにつながり、結果として二酸化炭素の排出量の低減につながります。そのための性能が高断熱高気密住宅なのです。高断熱高気密住宅は自然を否定する事と言われることもありますが、日本の四季をこれからも楽しむことが出来るようにし、むしろ自然を楽しみ自然と共存し豊かな暮らしを送るためのものであると、多くの方に知って頂ければと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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