いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

スーパーウォール工法の加盟工務店で組織される全国SW会。その北関東ブロックの性能向上委員会の会議がオンラインで開催されました。
僭越ながら栃木の性能向上委員を仰せつかっているので、斎藤も会議に参加させて頂きました。

性能向上委員会は文字通りSW会メンバーの設計する家の性能が向上していく事を目的として活動しています。
より良い家づくりをするためには、正しい知識を学んでいくのはもちろんですが、どんどん新しい知識や、技術的に深さを増しながらアップデートしていかなくてはなりません。

その家で暮らす方の快適性や健康に関係するものとして、断熱性などが大きくかかわってくる温熱環境と言うものがあります。
温熱環境と言うと難しいですが、単純の夏であれば涼しく過ごしたい、冬であれば暖かく過ごしたいという事です。

現在は断熱性を表す指標としてUa値が使われています。
ご存じの方も多いと思いますが、Ua値が小さい方が断熱性が高いという事になります。
Ua値は乱暴に言えばお金を掛ければ小さくすることはできます。
ですが、小さくしたからと言って快適な家になるとは限りません。

建物に高い断熱性を持たせて、Ua値を小さくすることは「必須」ですが、それに加えてパッシブデザインを組み合わせることによって、本当に快適な家を実現する事が出来ます。
「デザイン」と名前についているように、パッシブデザインは設計の上で大切な考え方で、きちんとその理論を理解して、それに基づいた設計力を身に着けた設計者によってはじめてパッシブデザインが実現されます。

ちなみにパッシブデザインとは、エアコンなどの設備にたくさん依存するのではなく、建物のあり方（設計）の工夫によって、最小限の工ネルギー(光熱費)で、「冬暖かい」「夏涼しい」「風が通る」「明るい」が実現する家づくりです。

これはまさしく皆様が求めている住まいだと思います。

こんな素敵な暮らしを実現するために、パッシブデザインというものがあり、建物の周りにある自然工ネルギー (太陽、風、地熱) を最大限に活用・調節し、 高い質の室内環境を実現させながら省工ネルギーに寄与する家づくりを目指して設計していくのです。

前置きが長くなりましたが、今日の会議では12月に、「もう一度みんなでパッシブデザインを学びなおしましょう」という事が決まりました。
皆様にさらに良い家をご提供できるように、北関東SW会のメンバーが一丸となってこれからも勉強していきます。

本当に光栄な事なのですが、僭越ながらこの勉強会で「先生役」をさせて頂く事になりそうです。
資料をまとめながら、自分でももう一度勉強しながら、しっかり準備をしていきたいと思います。
大変ですが、自分が一番勉強になるんですよね。役得と思ってしっかり準備していきたいと思います。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

小さなエネルギーで豊かな暮らしを～普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで１年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア：栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
斎藤建設へのお問い合わせ＆資料請求はこちらから。

那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。