いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

以前、完成見学会の告知期間中にお電話でお問い合わせを頂いた時の事です。
非常に申し訳なさそうな感じで「急で申し訳ないのですが、明日、見学会に参加させて頂いてもよろしでしょうか？」とのお電話でした。
もちろん「是非、ご参加ください」とお返事させて頂きました。
その後の会話の中で、「どのくらいの大きさの家なのですか？」とのご質問を頂いたので、「２階建ての33坪くらいの家なんです」とご案内させて頂きました。
するとお客様は「私は小さな平屋を考えているので、急なお電話でしたし、2階建てのお家は建てないので、見学させて頂くのは申し訳ないので次の機会にします」との事でした。
お客様に「申し訳ない」そのように感じさせてしまったのではないかと、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

実際問題として、注文住宅の場合、見学会を開催させて頂く家のお施主様の趣向や家族構成、こだわり、そして建てる土地の条件に合わせて設計されているために、必ずしも見学する建物の見学会にご参加いただくの方の家づくりの参考になるとは限りません。
どちらかといえば、見学される方の要望と合っていなくて当然かもしれません。

実際に見学会の会場に来て頂くと、写真では伝わらない家の大きさの規模感や、雰囲気、温度、空気質、素材感、質感など、実際の現場で初めて感じることができるものがあります。
見学会の会場でお客様をご案内していると、「気持ち良い」、「心地よい」など足触りや手触り、肌の感覚など五感で感じることに対して、感想を頂く事が多いです。

断熱性能や耐震性能などは当たり前にしっかりやるべきことですし、カタログやパンフレットなどで確認することができます。
それよりも、完成見学会では五感で感じる部分を大切にして、むしろその点を中心として見学会に参加していただければよいのではと思います。
先ほども書きましたが、見学する家とご自分の家づくりの希望が一致するのは非常にまれなケースです。
是非皆さんは、ご自分の希望と異なっていたとしても遠慮せず、建物そのものを見て感じて体感していただいて、有意義な見学会の体験にしていただければと思います。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

小さなエネルギーで豊かな暮らしを～普段の生活を一番の幸せに

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