いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

早いもので今日から11月、今年ももうあと2カ月になってしまいました。
年齢を重ねていくにしたがって、月日が経つのが加速度的に早くなっていく感じがします。

今日は松尾設計室の松尾さんの勉強会に参加させて頂きました。
前回の勉強会から教科書を使った概念的なものは終了し、設計というより具体的な内容に入ってきました。

等時間日影図（何時間陰になるか）が落とし込まれた敷地図へ、設計要望を満足させながらの建物配置、ゾーニング、そしてプランニングを徹底的に実践していきます。
パッシブデザインというと、何となく南の窓を大きく、他は小さくという事だけ考えがちです。
その結果、南側なんだけどさほど日が当たらない場所で、大きい窓を設ける事に意味も無いことをしてしまう、そんな事も発生します。
敷地が大きければ逃げられるかもしれませんが、小さい敷地であれば設計の要望と太陽に素直な設計はより難しいものとなってきます。

小さい敷地で車を止めて庭も欲しいと設計要望にあればそれはもう一大事です（笑）
それをササっと手書きで書いて、松尾さんに見て頂いてアドバイスを頂く、結構ハードな勉強会でした（笑）
設計を見て頂いてアドバイスを頂く、この年になるとそのような機会は少なくなるので、本当に良い機会です。

松尾さんも昨日指摘されていましたが、自分自身、プランニングをする時、いきなり方眼紙に向かってしまう事が多いです。
パッシブを意識するあまり、数値的な事に囚われすぎるというのも自分の中でも感じています。
間取りからじゃなくて、敷地に対しての家のプロポーション、配置、ゾーニング、建築の基本に立ち返った、それでいて太陽に素直な設計、これからは、それらの両立が今の性能住宅の世の中には求められていく、そんな気付きを得た勉強会でした。

もうちょっと苦しむと、一皮むけそうなので頑張ります（笑）

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

小さなエネルギーで豊かな暮らしを～普段の生活を一番の幸せに

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