オンラインで勉強会~4号特例縮小
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日は福井コンピューターさんのオンラインセミナーに参加させて頂きました。
一番拝聴したかったのが、構造塾の佐藤実先生による4号特例縮小に関してです。
4号特例って何?という方も多いと思いますが、木造の住宅で2階建てと平屋のものは現在は4号建築物とされています。
なぜ4号建築物と言うかというと、建築基準法第6条第1項第4号に木造の場合、2階建以下の建築物で、かつ延床面積が500平方メートル、高さ13メートル、軒高9メートル以下のものと規定されているからです。
4号特例というのは、簡単に言うと。建築確認申請の際に構造に関しての書類の添付を免除し、審査を簡略化するという事です。
これを書いてしまうと、業界の人にお叱りを受けてしまいそうですが(^^;)、書類の添付を省略というのが、構造の検討をしなくても良いと、拡大解釈されてしまったケースもありました。
もちろんですが、書類の添付が免除されているだけで、構造の安定性を検討しなくても良いという事ではありません。
当然、構造の検討をしなければ、地震などに対して安全な家になるはずもなく、4号特例の縮小という事になったのです。
以前は、4号特例「廃止」が検討されていたのですが、なぜか「縮小」になってしまいました。
木造2階建ては書類の添付が求められますが、延べ床面積が200㎡以下の平屋はこれまで通り特例が適応されます。
4号特例に関しては、もともとすべての建物で耐震等級3になるように構造の検討をしているので、関係ないと言えば関係ないのですが、法律の改正のポイントをしっかり理解しておくことはとても大切な事です。
お恥ずかしながら、少し勘違いしている部分もあったので、情報を整理する良い機会になりました。
それにしても佐藤先生の語り口、すっと頭に入ってくる、とても素晴らしい語り口です。
さあ、明日は児童養護施設でのボランティア作業です。
斎藤も作業員なので、今日は早めに寝て明日に備えたいと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに
私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
斎藤建設へのお問い合わせ&資料請求はこちらから。
那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。
#パッシブデザイン
#夏暑くない家