家を住み継ぐ
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
家づくりの打ち合わせの中で、お施主様たちが自分たちがいなくなった後、その家に誰が住むかという事が話題に上る事が多くあります。
一般的なところでは、お子さんたちがという話になりますが、日本には土地を代々受け繋いでいくという考えがありますから、お子さんだけでなく親戚親類が引き継いでいくという事が一般的です。
ただ現実には、進学や結婚などで故郷に戻ってこない事も多く、そのあたりも空き家が増えていく一つの理由でもあります。
家を親類間で住み継いでいくのではなく、家は社会の共有財産と捉えたらどうでしょうか。
子どもが巣立った後は、二人で暮らしやすいコンパクトな家に移り、それまで住んでいた家は新たなこれから子育てをしようとしている家族が入居する。
もし社会がそんな風に変わっていったなら、増え続けている空き家の問題を解決する1つの考えになるかもしれません。
ただ、空き家の増える問題の根本的な原因としては、これまでの日本の家の耐久性などの基本性能が著しく低く長期間の使用に耐えられないという事も問題でした。
そんな中出来たのが「長期優良住宅」というしくみです。
ここには、家の基本性能(断熱、耐震、耐久性など)を高めて、維持管理計画に基づいて維持管理を行い。、文字通り、長きに渡って住宅を優良な状態に保つという制度です。
長期優良住宅など、きちんと作られた家は、長期間にわたっての使用に耐えられる性能を持っていますから、空き家の問題を解決したり、家は社会の共有財産として住み継いで行ってもらう、そんな事が出来る仕組みであると言えます。
家も1世帯だけで誰にも住んでもらえないで朽ちていくより、いろいろな家族も住んでもらった方がきっと嬉しいと思います。
最近では補助金や税制優遇を目的に長期優良住宅を取得するケースも多いですが、本来の意味や目的を知って頂くとより家づくりが出来るのではないかと思います。
本日のお客様との打ち合わせで、この事をお伝えさせて頂いたら、「とても素敵な事なんですね」と言って頂けたのがとても嬉しく、今日のブログの記事にさせて頂きました。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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