小学校での環境授業
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日のブログはForward to 1985 energy lifeの地域アドバイザー拠点としてのお話です。
今日は鹿沼市内のとある小学校、5年生の環境授業に行ってきました。
45分2コマの時間を頂いて最初の1コマ目は環境の授業、2コマ目は畳のい草を使ってコースターづくりを行うという流れで進行させて頂きました。
セミナーなどで大人の方の前でお話しする事は多いですが、それと比べると子供たちの前でお話しする機会は圧倒的に少ないので、ワクワク、ドキドキしながら学校に向かいましたが、子どもたちも良く話を聞いてくれて、反応もしてくれたので、話すこちらもとても楽しくあっという間に終わってしましました。
Forward to 1985 energy lifeの説明をする時に、1985年のファミコンのギザギザマリオ、現代のニンテンドースイッチのつるつるマリオの比較の例とスライドの時が一番盛り上がりましたね(汗)
今回、子どもたちに伝えたかったことは、楽しいことをあきらめる、我慢をするという事が本当の省エネではないという事。
気候変動が食べものや、毎日の通学など生活の身近なところにあるという事をが伝わるように、流れを組み立てましたが、その事は子どもたちにも良く伝わった感じがしました。
授業をしながら、子どもたちの反応の中ですごく心に残っている言葉があります。というかショックに近いでしょうか・・・
「大人は良いよね~どうせ先に死んじゃうんだから」前に座っていた女の子が一家言葉です。
これだけでなく、子どもたちはこれから大人になっていくわけですが、いろいろな子供たちから、いろいろな反応、いろいろな言葉から、その未来に大人が思っている以上に危機意識を持っている、そして、環境に対しても意識が高いし、大人は信用ならないというそんな事を感じているんだなという事が、いやというほど伝わってきました。
偉そうに環境の授業なんて子供たちの前でさせて頂きましたが、今回、自分が子どもたちからたくさんの気づきを気付きを貰った気がしました。
2コマ目はみんなで楽しく、畳のい草を使ったコースターづくりを行いました。
い草はお米と同じように水田で育てます。
環境という観点からい草は
水田は水を張るのでまわりの温度を下げる効果。
い草が育つときに二酸化酸素を吸収してくれる。
植物なので捨てるときに自然に負担を掛けない(土にかえる)
こんなメリットをもたらしてくれます。
そんない草ですが、
「い草」は熊本県八代市が産地。以前は5000件あった「い草」農家今は300件ほどになってしまった。
大雨災害が多い九州。これ以上の気候変動が「い草」農家がなくなり日本の畳も無くなってしまうかも。
実は存続に相当な危機を迎えているのです。
なので、今回は体験のテーマとしてい草のコースターづくりをさせて頂きました。
これまで、木工作教室とかで体験済みでしたが、子どもたちは豊かな想像力で、個性的な形のコースターを生み出していました。
担任の先生も夢中になって作って下さっていましたが、なんだかとても嬉しかったです。
お手伝いして下さった、1985栃木の関口さん、大島畳工業の大島さん、ありがとうございました。
なにより、この機会を下さった石川小学校の先生方、子どもたちに感謝申し上げます。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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