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防災の日~家を家族を守るためのシェルターに

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

今日、9月1日は防災の日です。
「防災の日」は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで1960年(昭和35年)に制定されました。
関東大震災は、1923年(大正12年)9月1日11時58分に発生した地震によって、南関東に大きな被害をもたらしました。。 死者・行方不明者は推定で10万5,000人で、明治以降の日本の地震被害としては最大規模の被害をもたらしました。

この地震では焼死によって多くの方が命を落としたと言われており、その原因は、お昼少し前という事でお昼の準備のため火を使っていたことや、接近する台風により関東地方に強い風が吹き込んでいたという、複合的な要因で火災の規模が大きくなったとされています。

最近の日本でも、災害と災害の間隔が短くなっているのが大いに心配されるところです。
また、感染症の問題で、災害発生時の避難所への非難が新たなリスクになってくることが浮き彫りになったり、そもそも、人口の密集地では避難所にその地域の避難対象者がそもそも避難所に入れないという問題も浮き彫りになってきました。

こうなってくると、ある程度自宅が家族を守るためのシェルターとしての機能が求められるのではないかと思います。
何度か、こちらのブログにも書かせて頂いていますが、もう一度災害から命を守るための家づくりの性能についてまとめてみたいと思います。

耐震性(耐震等級3)

震度7の地震に2度襲われた熊本地震。
そんな時でも耐震等級3で作られた家は、ほとんど被害もなく(被害があっても軽微なもの)、住んでいる方は何事もなかったように、震災発生当日から、避難所に行くこともなくそのまま住み慣れた家での生活を継続することが可能でした。
つまり、耐震等級3の家は、2度震度7の地震に襲われても「命も財産も守れる」ことを実証した形になりました。
大きな災害が発生すると不安になってしまいますが、家というプライバシーを確保しながら安心して過ごすことができる場所があることで、相当な安心感が生まれます。

耐震性は地震に強いだけじゃない

耐震性の高い家は、地震に対してのみ強いわけではなく、他の要因に対しても強さを発揮します。
その一つが風です。
性能表示の中には、耐風等級という項目があります。文字通り、風に対してどれだけ強さがあるかという事を示しています。
地震も風も外から建物に力を加えて建物を変形させ被害をもたらす点ではどちらも同じです。
耐震性能を高めることで建物が変形しなくなりますから、必然的に耐風性能も高くなります。
台風の風も年々強さを増していますので、耐震性を高めることで耐風性も高めることはとても重要な事です。

また、水害の時も建物が破壊されたり、浮き上がって流れてしまったりすることを防ぐ、あるいは、時間を稼ぐことはできるでしょう。
これにより命を守れる可能性が高くなります。
土砂崩れの際にも、構造が強ければ建物が頑張ってくれるので、倒壊を防いだり、または、倒壊までの時間を稼ぐことが出来ることが期待できます。倒壊してしまったとしても、生き延びるための隙間ができる可能性も増加します。

断熱性・気密性を高める

災害が発生したとき、電気などのライフラインが寸断される可能性は高くなります。
冬であれば暖房が使えない、夏であれば冷房が使えないという事は十分に予測できます。
断熱性や気密性が高い家では、外の気温に左右されにくくなるので、暖冷房が使えなくても、例えば冬でも寒さを軽減したり、夏場の暑さを軽減することができます。
実際。日本大震災の時には寒い日であっても、日射のおかげで寒さを感じずに済んだという実例もああります。
また、津波に飲み込まれ海水の高さがリビングの掃き出し窓の半分まで水につかった場合でも、気密性が高いことでほとんど室内に水が入って来なかった言う事例もあります。

太陽光発電

災害で停電した場合でも太陽光発電が搭載されていれば、太陽光の非常用コンセントが大変役に立ちます。
情報収集や連絡手段としてスマートホンがとても重要なものになりますが、充電したりすることができればバッテリー切れの心配が少なくなります。
東日本大震災の時も、赤ちゃんのミルク用のお湯を沸かすことができて助かった、退屈してしまう、あるいは気分転換のために子供たちにDVDを見せることができて助かった、そんな事例もあります。

他にもまだいくつかありますが、今後いつ起こるか分からないいざという時のために備える性能に対して、今のうちに設備投資をしておくことは、これからの日本において安心して暮らすためには、とても重要な事ではないでしょうか。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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