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楽しみながら防災を~カセットガスの話

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

突然ですが、我が家では休みの日のキャンプ道具を使ってご飯を炊いたり、食事の準備をしています。
そうする事で、家族のプチイベント的になり子供たちも喜んでくれます。
自分で酵母を育ててパン作りをしている、根っからのパン好き人間の娘も、この時ばかりはご飯を食べます(^^;)

結構使い込んでいるいるスノーピークのアルミパーソナルクッカーとSOTOのST310ですが写真で見るときれいに見えますね(笑) Lの方だと2合炊く事ができます。

お客様との打ち合わせで、こんな会話になりました。
それは、災害で停電が起こった時の対応です。

皆さんも、震災や台風などで大規模な停電が発生し大変な経験をした方もいらっしゃると思います。
那須塩原市も2011年の東日本大震災や、2014年に発生した2月豪雪では長時間の停電が発生しました。
テレビなどの家電はもちろんですが、生活の要である暖房器具や給湯器が使えず、ほんと電気ってありがたいなと改めて思ったものです。

電気が来なくていろいろ不自由な点も多いですが、一番の問題は何といっても食事です。
食事は命の源、食べることが出来なければ元気も出ません。
もちろん保存食や非常食でも良いのですが、温かい食事ができるという事は相当にありがたい事です。
オール電化にすると停電の時にすべてが使えなくなるので、リスク分散の意味でもキッチンはガスコンロを採用する方も一時期と比べると増えています。
「IHをガスコンロに変える方も増えてますね」とガス屋さんもおっしゃっていました。

実は大掛かりな事をしなくても、もしかしたら皆さんの家にあるかもしれないある物で、十分災害時に対応できるものがあるんです。
それはガセットガスを使ったコンロです。
そうです、家でお鍋や焼き肉をするあのカセットコンロです。
キャンプ用品ではシングルバーナーやツーバーナーなどと言っている道具の事です。
これが一つあれば、お湯を沸かすことも、料理をすることも、ご飯を炊く事も出来ます。

実はこのカセットガス、阪神・淡路大震災の時は、被災者の方がカセット式のガスコンロを利用しようとしたときに、メーカーによってガスボンベのサイズや構成部品が異なるため不便が生じていました。
避難所などにカセットガスのカートリッジが配送されても、器具が合わずに使えないなどの不便が発生していました。
これを教訓として1998年2月に日本工業規格が改正され、ボンベの形状が1種類に規格化され、どのメーカーのカセットコンロでも統一されたボンベを使うことができるようになりました。

これからキャンプをしようかなと思っている方で、防災器具としても兼用を考えているのでしたら、OD缶よりも入手性の良いCB缶と言われているいわゆるカセットガスに対応している方をお勧めします。

なぜ時々キャンプ道具でご飯を炊いているのか?
その理由は「練習」のためです。

炊飯器だったらお米と水を線まで入れてボタンを押すだけですが、そうはいきません。
カセットコンロやキャンプ道具でご飯を炊いたことが無ければ、いざという時にご飯を炊く事が出来ません。
「ネットで調べれば?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、災害時にネットが正常に機能しているか、アクセスできるかは全くの未知数です。
なので時々楽しみながらこんな事をしているんです

いつもと違ったご飯、子供たちも喜んでくれますので、いざという時の練習のためにも、是非皆さんも炊飯器を使わないでご飯を炊いてみて下さい。

『ご飯の炊き方参考』
1合のお米を炊くときに必要な水の量は200ccです。無洗米の時は20~30増やしてください。
事前に最低でも30分、冬場は1時間、しっかり給水させることが成功のコツです。
時間が無い時にはぬるま湯で給水させてください。
火加減は最初から最後まで弱火で15分火にかける方法と、沸騰するまで強火、沸騰したら弱火にして7分前後という炊き方もあります。
炊きあがりの感じも全然違いますので、是非、両方試してみて下さい。
ちなみに量が2倍になった時は水も倍にしてくださいね。
ただ時間だけは2倍だと長すぎるのでだいたい1.5倍ほどにしてください、

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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