メカメカZEHは成立しにくい
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
先日テレビのニュースで、エアコン、洗濯機、電子レンジ、炊飯器などが入荷せず、家電量販店が困っているというニュースが流れていました。
昨年来、家づくりにおいても、ガス、灯油、エコキュートなどの給湯器、エアコン、パワコン、IH、トイレなどなど、たくさんの資材が供給不足に陥っていますが、現在も解消される見込みはたっていません。解消されるどころか、むしろ悪化している感じさえします。
入荷の状況はメーカーによってまちまちで、1カ月程度待てばで入荷するメーカー、納期すら出ないいつ入荷するか分からないメーカ、の2つに大きく分かれます。
1カ月待てば入荷するメーカーでも、どの機種でも入ってくるわけでなく、入荷する機種が限定されるケースもあります。
こうなると、機種を選定指定して手配が出来ないので、入手可能なものを購入するしかないという状況になります。
省エネ住宅では、外皮性能だけでなく、一次エネルギー消費量を計算して、省エネ性能の設計、確認をします。
この一次エネルギー消費量の計算には、空調、給湯、太陽光など、どんな性能の設備機器を導入するか、機種の選定も完了していることが計算の前提条件となります。
これまでは、省エネ性能の高さで、機種の選定を行っていました。
これは、一次エネルギー消費量の計算だけでなく、光熱費と言う家計に直結する部分なので、とても重要な要素です。
いまは、入手できる設備機器を設置するという事を余儀なくされています。
これまでは、建物の基本性能である外皮の断熱性能がほどほどでも、設備機器に頼った省エネをすることが可能でしたが、今はそれをすることが出来ません。
場合によっては、「ZEHにならなかった」などという事が起きないとも限りません。
総合的に判断すると、設備に頼ったいわゆるメカメカZEHは成立しにくく、外皮の断熱性能を高めた、高断熱ZEHがより一層重要な時代という事が出来ると思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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