いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

本日は、新潟県妙高市に行ってきました。
県外まで新幹線に乗ったのも、実に２年半ぶりぐらいでした。
コロナになってからは、基本オンラインになってしまいましたので、今回の様な出張は今後もあまりないかもしれません。

リアルに行った目的は全館空調システムの視察＆体感です。
この全館空調システムは簡単に言うと熱交換換気とエアコンが組み合わさったようなシステムです。
コスト面や故障時の対応など不安点もあるのでその辺の評価と、何と言っても体感しない事には始まらないのでそのためにわざわざ足を運びました。

本当は建築知識ビルダーズの連載でお馴染みの宇都宮のカリスマ設計事務所さんのシステムにも興味があるのですが、なぜかスケジュール的に重なってしまい、お邪魔する事が出来ていないのが残念です。

温熱おタッキー御用達のケストレルを持って行ったのですが、なぜか斎藤のは現場の温湿度計や他の方のお持ちの物より、温度、湿度が高く表示されています。
おデブの斎藤の首からかけていたかもしれませんが（汗）、キャリブレーションに出さないといけないかもしれません。

斎藤のは絶対湿度で14g/kgぐらいありましたが現地のは11g/kg代、室温が24℃くらいでしたからじっとしていると寒いくらいになるかもしれません。
これからの家は快適性だけでなく省エネもとても大切なので、いくら快適でも、増エネになる事は許されません。
このシステム、躯体の性能から暖冷房負荷を求めて、その上で設備設計をして設置するとの事でしたが、この視点はとても大切です。

いずれにせよ、以前からあった小屋裏エアコンや、床下エアコンなど含めて、これからは、断熱性に加えて空調計画もマストになってくると思います。
まだまだ、勉強する事があって楽しい限りです。

その後は、今のメンバーになって初めてリアルで顔を負わせた北関東SW会の性能向上委員会のミーティングでした。
でも不思議な事に、ZOOMで顔を合わせていただので、思いのほか初めての感じがしないんですよね。

地元、妙高市の委員の方から教えて頂いたのですが、令和5年度からHEAT20G2以上の住宅には補助金を出すとの事。
加えて、雪国では太陽光によるZEHは難しいとされていましたが、雪国ZEHというものが検証されているとの事。
ますます、これから、そのような動きが加速しそうです。

那須塩原市でも是非このような省エネ住宅の取り組みが加速すると良いなと、妙高市を羨ましく思いました。
負けていられませんね！

出張では現地の美味しいものを食べるのも楽しみの一つですが、超有名なとんじる「たちばな」は何と定休日（涙）
ミサ食堂は時間が無く行けませんでした。
そんな中、食べたお昼は何とガストの唐揚げ定食（笑）。美味しかったですが、やっぱり地元の物を食べたかったですね。

会議終了後、駅のお土産屋さんでミサ食堂のラーメンだけ買って新幹線に飛び乗りました。
自宅で、新潟気分を味わいたいと思います。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

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