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ダクト式熱交換換気は元が取れない?

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

「ダクト式第1種熱交換換気は元が取れない」以前はこんな事が言われていました。
「えっ?」と思われた方もいらっしゃいますが、実はそうだったのです。

シミュレーションの条件です。
気象庁のデータ:黒磯
エアコン白くまくんEシリーズ
定格冷房能力:4.0K
冷房COP:3.3
冷房設定温度:21℃(冷房月:6月、7月、8月、9月)
定格暖房能力:5.0K
暖房COP:3.8
暖房設定温度:21℃(暖房月:1月、2月、3月、4月、11月、12月)

数年前の電力単価25円/Kwhの場合です。

ご覧のように、住宅ローンの返済期間35年が経過した時点でようやく回収できるレベルでした。

現在の電力単価約40円/Kwhでシミュレーションしてみましょう。
結果はこちらです。

ご覧の通り、回収までの期間が大幅に短縮されて、20年弱で回収できてしまう事がわかります。
この電力単価は40円/Kwhですが、単価が上げれば上がるほど、回収までの期間はますます短縮されることになります。

この結果からもお分かりいただけると思いますが、現時点でもダクト式第1取熱交換換気システムを、設置しないという選択肢はあまり得策でない気がいたします。
「メンテナンス費用が」という声がありますが、機械である以上、3種であろうが1種であろうが、故障するときは故障します。
それよりも、電力単価は今後もますます上昇する事が懸念されています。
今後の家計の負担を考えたら、家計を守るためにも、ダクト式第1取熱交換換気システムの設置は必須出ると言えるの時代なのかもしれません。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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