いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

先日のブログに今月の始めに北海道に行った時の事を書きました。
断熱リノベ、新築、北海道の断熱文化の先駆的存在の旧荒谷邸（現：タギ邸）を一日目に見学させて頂きました。

2日目は山本亜耕さんに直々に座学による勉強会が開催されました。
その中講義の中ではで、昨日見学させて頂いた山本亜耕さんが手がけた、断熱リノベ、新築の家づくりに関して、詳細に講義をしていただけました。

断熱リノベの物件は、内装を殆ど全くいじらず、建物の外側から改修のアプローチをして、断熱、耐震両方から改修するという方法がとられました。
断熱改修や耐震改修は、一般的にはスケルトンリフォーム、つまり解体して構造材だけ残すまでにして、大規模な改修を行うのが一般的です。
ただこれだと、住まい手の方には一度仮住まいなどに移ってもらう事が必要になってきます。
住まい手の方の快適性や健康、経済性、そしてカーボンニュートラルを考えれば断熱改修はどんどん普及させていった方が良いのですが、なかなか進まないのは、仮住まいや荷物の搬出など住まい手さんの負担の大きさも要因の一つであると言われています。
山本亜耕さんの事例のように、外側からのアプローチはその住まい手さんの負担を減らす一つの大きな手法になる事は間違いありません。

新築の事例でも、断熱をきちんと行いながら、高さの抑え方、付加断熱の場合の木製外壁材と開口部の取り合い、建築コスト削減のための手法に至るまで、「知りたい」と思っていることを、包み隠さずすべてを教えて下さったのは本当に有難い事でした。
スクリーンに映しながらの講義だけでも、斎藤にとっては幸せな時間でしたが、帰りに山本亜耕さんからサプライズのプレゼントがありました。

それがこちらです。

帰って来てその中身を拝見すると、このDVDには講義の中で使われた資料、そして、大変貴重な山本亜耕さんがお書きになった図面もすべて収録されていました。
1人パソコンの前で感動してしまいました。

これだけのノウハウ、お金を撮っても良いレベルの内容がDVDには納められています。
それを惜しげなく提供して下さった山本亜耕さん、そして、北海道の断熱、省エネ建築の懐の深さを感じました。

と同時に、「自分たちの地域に戻っても、住まい手さんのために良い家づくりをしてください」という、山本亜耕さんからのメッセージ（贈り物）を感じました。
この恩返しは、それを実行する事だと思っています。
自己研鑽、精進をし皆様のお役に立てるようにしていきたいと思います。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

小さなエネルギーで豊かな暮らしを～普段の生活を一番の幸せに

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