いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

那須塩原市内で家づくりを行わせて頂いている、平屋のZEH「空とつながる家」、大工さんは内部の造作作業の準備をいろいろと行っています。

「空とつながる家」、お施主様の要望を叶えるために窓と傾斜天井の高さの関係の検証が必要になりました。
こんな時、大工さんじゃない斎藤はどんなふうに検討するかというと、CADなどで図面を書きます。
こんな時の縮尺は、1/20とか1/30で作図します。
1/20とか1/30という事は、当然縮尺という事になります。

だいたいあたりを付けてから大工さんと打ち合わせしようと思って現場に行ったのですが、現場に着くなり開口一番「原寸出しといたから」と大工さん。
現場の合板にこんな風に作図がしてありました。（写真、見難くて申し訳ありません）

そう、大工さんがいろいろ検討するときは実際の寸法、つまり原寸なのです。
実際大工さんは実際の寸法で作っていく人なので当たり前と言えば当たり前なのですが、ワイルドというか男らしいというか何だかすごくカッコよく思えます。
「ここの寸法って実際どのくらいですか？」こんな質問すると、電卓じゃなくて尺金眺めて答えを教えてくれます。

良く考えれば、例えば何かの材料を寸法通りに切ろうと思ったとき、いちいち電卓なんて取り出して計算していたら、仕事になりません。
例えば高所での作業の場合、足場を登ったり下りたりの繰り返しをしながらの作業ですから、頭の中でパパっと処理しなくてはなりませんからなおさらです。

大工さんの頭の中ってどうなっているんでしょうね（笑）

ちなみに斎藤建設の作業場には階段の原寸が土間コンクリートの上に書いてあります（笑）

現場では段ボールとか、いろいろなところに原寸図が書いてあります。
隠れミッキーじゃないですが、そんなところも注目しながら現場を見てみると楽しいかもしれません。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

小さなエネルギーで豊かな暮らしを～普段の生活を一番の幸せに

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