鍋掛の平屋の家~床材の施工
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
那須塩原市鍋掛地区で家づくりを行っている、長期優良住宅、ZEHの平屋、今日も床を貼る作業が行われています。
今回使っている床も、斎藤建設のお施主様採用率90%超の八溝杉の浮造りの床材です。
見学会などで一度体感して頂くとその心地よさに「これが良いです」心を言って頂ける床材です。
杉は針葉樹に分類されストローをたくさん集めたような構造をしています。
昔、理科の時間で道管というのを習ったのを思い出す方もいらっしゃると思いますが、このストローがまさに道管です。
この道管の中に空気が閉じ込められているので、断熱材のような効果が生まれます。
そのため、熱の伝わりやすさが少し小さくなるので、同じ表面温度でもオークなどの硬い木と杉の木を触り比べてみると、杉の方が明らかに暖かく感じます。
熱が杉に移動しにくいので、自分の熱が跳ね返ってきてそれを感じるので、そのような現象が起きます。
浮造りとは気の表面をワイヤーブラシでこすって、硬い木目の部分を少し浮き立たせたような加工の事を指します。
この加工で表面が少しボコボコするのですが、このボコボコ、夏素足で歩くとべた付かず絶妙に心地よいのです。
浮造りの床材のグレードは基本的に「特等」と呼ばれる節がそれなりにあるグレードで、木材としては実は上位グレードであありません。(もちろん価格も)
大工さんは床の中から節の少ないところを選んでリビングなどの居室に貼ってくれているので、非常に節が少ない材料に見えます。
この辺の気配りして下さる大工さんが家づくりをして下さっているのが斎藤建設の自慢です。
こちらの家、10月26日から構造見学会を開催いたしますが、構造だけでなく大工さんが働いている姿も是非ご覧ください。
構造見学会の詳しい情報はホームページのイベントページからご覧ください。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに
私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
斎藤建設へのお問い合わせ&資料請求はこちらから。
那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。
#パッシブデザイン
#夏暑くない家