快適な空間を目指したリフォーム④
いつもご覧いただきありがとうございます。那須塩原市の工務店、斎藤建設です。
矢板市のS様邸、床の断熱材を入れる作業と下地工事が完了したので、床の仕上げ材を貼る作業が始まりました。
今回、床材には八溝杉の浮造りの無垢のフローリングを採用しています。浮造りとは、木材の加工方法の一種で、木の表面をブラシで丁寧にこすり、木目を浮き上がらせたものです。 杉の持つ木目が浮き上がって自然にできた凹凸が足のウラを、心地よく刺激します。 杉の浮造りのフローリングは夏はべとつき難く、冬は温かな感触となりとても心地の良い材料です。
今回のリフォームでは断熱材にはアキレスのG1ボードを採用しています。G1ボードは硬質ウレタンに分類される断熱材ですが、熱伝導率0.018W/(m・K)を一般的なウレタン断熱材よりも性能が優れています。
今回はもともと外側も真壁づくりの建物であったため、断熱材の充填スペースの関係から薄くてもしっかりとした性能の断熱材が必要であったため、G1ボードを採用しました。