大工さんは木を見るエキスパート
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
那須町で家づくりをしている「ピアノ室のある平屋の家」、いよいよ内部の造作工事が始まります。
今日は大工さんが、造作材として加工する材木を選定する作業を行いました。
サッシの周りの枠や縦部の枠など、造作材に無垢の木材を使う場合、大工さんが材料を選んで造作材に加工して初めて造作材として使う事が出来るようになります。
造作材の加工は、大切な材料選びから始まります。
加工前にはこんなにザラザラな感じの木ですが、大工さんが手を入れていくと本当にきれいな造作材に生まれ変わっていきます。
今回も造作材として使うのは八溝の杉です。
一般的に造作材として使う材料は、役物と言って分かりやすく言うと内装材に使えるような高い品質を持った木材を使います。
役物を買ってくれば当然良い品質の材料が入ってくるのですが、大工さんも木を見るプロ、職人としての血も騒ぐので役物ではない普通の材木の中から、良材を探してくるのが楽しくて仕方のない人たちです。
斎藤建設の家づくりでは、構造材の加工をプレカット工場にはお願いせずに、自社の工場で大工さんが加工しています。
大工さんは構造材の墨付けをしながら、材料を吟味して造作材として使えそうな材料があったら、宝物を見つけたかのように材木をストックしている場所にキープします。
屋根の破風に使い材料や、間柱、野縁などは結構な確率でお宝が眠っているんです。
実はこの材料は、もともとは間柱なんです。
構造材の中からの宝探し、大工さんの密かな楽しみです。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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