北関東SW会性能向上委員会ミーティング~地域特性に合ったご提案が出来るように
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
昨日は、栃木SW会性能向上委員としてのお仕事で、北関東SW会性能向上委員会のミーティングに参加しました。
SW会と言うのはスーパーウォール工法を通じて集まっている工務店の会です。全国でおよそ500社の工務店さんが参加しています。
その中にはいろいろな委員会が設置されていて、性能向上委員会のその中の1つです。
性能向上委員会は、SW工法で建てさせて頂いた家にお住まいのオーナー様に、より快適で安心した暮らしをして頂けるように、家づくりの技術的側面から文字通り性能を向上させていく事を目的として活動をしています。
性能向上委員会で扱っているテーマは沢山あるのですが、今日はその中の1つをご紹介させて頂きます。
このブログを読んて頂いている皆さんはお馴染みの内容ですが、快適で安心な暮らしをしていくためには断熱性や気密性、耐震性を向上させることが大切です。YouTubeなどでも多くの方が発信されていますが、基本性能の向上が快適で安心な暮らしのための一丁目一番地であると言っても過言ではありません。
私たちが家づくりの技術的な勉強をして基礎知識を得ようとする場合、当然ですが専門書を読んで勉強します。
これだけで快適に暮らせる家づくりが出来るのかと言うと、残念ながらそうはなりません。
教科書(専門書)に書かれているのは一般的には最低限知っていなくてはならない基本的な事です。当然、当たり前のように知っていなくてはならない大切な内容です。
快適で安心な暮らしが出来るような家づくりをしようと思ったら、基礎知識に加えて家を造る場所の、気候特性や地形などの地域特性、敷地の立地など、個別の条件を読み解いて設計に落とし込んでいく事がとても大切な事になります。
いくら冬は日射取得が大切だからと言って南側の窓を大きくしても、敷地周辺にある建物の影響で日射が期待できなければ、南側の窓を大きくしても意味がなくなってしまいますし、また、そもそも気候特性として冬の日射の量が少ない地域ではやはり同じことが言えます。
余談ですが、一口に那須と言っても標高が高い地域と低い地域では気候特性が変わるので、建設予定地の立地で設計の考え方を変えてあげる必要があるのです。
SW会のメンバーは皆さん、断熱や気密の基礎的な知識はお持ちですので、性能向上委員会としてはは、お施主様に快適で安心な暮らしをしていただけるように、地域の実情に合ったより良い設計のご提案が出来るように情報発信をし、お互いが情報交換やノウハウを共有しながら切磋琢磨できるようなコーディネートをしていくのが役割なのです。
エラそうなことを書かせていただきましたが、性能向上委員会の活動を通じて一番勉強させて頂いているのは斎藤です。人にお伝えするという事は自分にとって一番の勉強になるんですよね。本当に役徳だと思います(笑)
私たちSW会のメンバーは皆さんにより良い家づくりがご提案出来るように、切磋琢磨してこれからも学び続けていきたいと思います。
私たち、栃木SW会はスーパーウォール工法を通じて集まっている工務店の会で
- 地球環境に貢献できる家
- 長期に渡って安全・安心で暮らせる家
- 地震に負けない家
- 住む人が心も体も健康に暮らせる家
これらの事を大切に家づくりを行っています。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに
私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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