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熱中症の対策にも断熱材は重要です

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

昨日、リフォームを行っている現場に行った時の事です。
最高気温は25℃に到達しないぐらいの涼しく薄曇りの日だったのですが、現場で作業している大工さんは「天井が無くなってからは暑くてしょうがない」と言いながら作業をしていました。
確かに掃き出しから中に入ってみると室内がかなりムッとしているのを感じます。
そこで暑さがどこから来てみるかサーモカメラで見てみることにしました。
その時のサーモカメラの画像がこちらの画像です。

屋根の野地板の部分を下から見てみると赤を通り越して白っぽく見えています。
今回は温度表示のレンジを下は0℃、上は35℃で設定しているので、40℃近い温度になっていることが分かります。

ちなみにこちらの画像は大工さんの電動工具を撮影したものです。
ライトやモーターなど熱を持っている部分が白っぽくなっていますが、実際触ってみるとかなり暑さを感じます。
白い部分を触った感じでもお風呂なんかよりも温度が高く感じますので相当に高温になっていることが分かります。

屋根の野地板がおんなじくらいの色ですから、相当にお温度が高くそこから熱線が放射されているわけですから暑く感じるわけです。
これにより室温が上昇すれば熱中症の原因にもなりますから、屋根から降り注ぐ熱を断熱材でカットしなければなりません。

遮熱材で熱線をカットする方法もあるのですが、冬に外に熱が出ていくことを防ぐ効果は薄いので、特殊な遮熱材を使うのではなく素直に断熱材を使った方が、夏は暑さの侵入を防ぐ、冬は外に熱を逃がさないというように、夏も冬も効果が得られるので断熱施工の方がお勧めです。
曇りで気温は25℃には到達していませんでしたが、弱い日差しでもこれだけ屋根を高温にしてしまう太陽のパワーは本当にすごいですね。

壁にも断熱材が入っていないのでかなり外の影響を受けています。

今回は断熱改修を伴うリフォーム工事なのでこの後断熱材の施工もしっかり行います。
断熱材の施工が終わったら断熱効果をサーモカメラを使って検証したいと思います。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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