最近の挨拶は「暑いですね」。大田原市内での家づくり、躯体検査が行われました。
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
大田原市内の家づくり、昨日は日本住宅保証検査機構(JIO)の躯体検査が行われました。
最近の挨拶は、誰と会っても「暑いですね」となっていますが、昨日もご多分にもれず「暑いですね」から会話がスタートしました。
事務所のある那須塩原市と比べると、1~2℃温度が高い感じです。市街地の中心部に立地しているのでなおさらです。
2019年11月16日に省エネ基準の地域区分が見直されました。実は大田原市は省エネ区分が見直された地域でもあり、それまでは那須塩原市と同じ4地域だったのが5地域に改められました。
冬は大田原も十分に寒い地域なので、那須塩原と同じ4地域から1段階、暖かいエリアとされる5地域に変更されるのはちょっと違和感がありました。
一方で、このところの夏の暑さはからは、夏の日射の対策をしっかり行わなければならないのは明白です。
4地域では基準がないのですが、5地域ではηAC値(冷房期の日射熱取得率)の基準がこれよりも小さくしましょうねという事で設けられています。
しいて言えば、ηAC値の基準がある事だけが5地域に見直された良い点です。
そうは言っても、断熱性も高ければ高いほど、温度の高い外気の暑さを家の中に入れないようにする役割は大きいので、地域区分に関係なく断熱性を高くしてηACを小さくするというのが、夏も冬も快適に暮らすためには大切ですね。
前段が長くなりましたが、躯体検査の話に戻りましょう。
この家は、長期優良住宅を取得していて耐震等級はもちろん3を取得しています。
耐震等級3を取得するためには、耐力壁の長さだけでなく、屋根や床の水平構面がきちんと確保されているか、梁や桁などの寸法が設計の性能を発揮するために足りているかなどを計算して設計図書が作られています。
昨日の配筋検査のブログでも書きましたが、いくら設計図書がしっかりできていても、その通りに施工がなされていなければ、設計の性能が発揮されないことになってしまいます。
担当の大工さん含めて、自分たちでもしっかり確認を行いますが、JIOの検査員の方の様に第三者の目でしっかり確認して頂く事はとても大切な事です。
もうまもなくご案内できると思いますが、木製のカッコいい玄関ドアの取り付けを行ったら、構造見学会を行う予定です。
これから、気密性能確保の作業もどんどん行っていきますので、構造を含めて是非、ご覧頂ければと思います。
楽しみにしてくださいね。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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