外装の塗装工事
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日は作業の状況確認に那須までドライブしてきました。
緊急事態宣言も明け、たくさんの観光客のお客様が来てくださっており、徐々にですが観光地としての顔を取り戻しつつあります。
何の作業状況の確認かと言うと、外装の塗装工事です。
工務店の仕事としては外装の塗装工事のご用命はたくさんいただく工事の一つです。ありがたい事です。
斎藤さんのところでもやってるの?とよく聞かれますが、地域にお住いの皆様の家を守るという観点からは、とても大切な作業だと思っています。
外装の塗装工事で一番最初に行う事は、高圧洗浄です。
しっかり汚れを落として、きちんとした塗装の下地面を作ってあげないと、丈夫な塗装は行えません。
現場では丁度、こんな風に高圧洗浄機で屋根の専業を行っていました。
塗装工事のご用命をたくさんいただくと先ほど書きましたが、実は、価格競争で負けることも多い工事でもあります。
ポスティングなどで非常に安価に作業を行っている業者さんも多いです。
外装の塗装工事には例えば金属屋根の塗装だと、洗浄、さび止め、塗装二度塗りといった感じで最低でも4工程は必要となります。
耐久性の高い塗装材料を選択すれば、正直、それなりの金額にはなってしまうのが現実です。
工程を少なくしたり、塗装材料の質を落とせば安くすることはできるのですが、お客様の利益にならないのでそのような事は行いません。
もし斎藤が、「それでいいよ」と言っても、お世話になっているペンキ屋さんが許してはくれないですね。
以前にこんなことがありました。
初めて連絡を頂いたお客様だったのですが、「雨どいが流れなくなったので見てほしい」というご依頼でした。
梯子をもってお邪魔し屋根に上るとそこには驚愕の光景が広がっていました。
屋根の塗装をとある業者さんに行って頂いたようなのですが、剥がれた塗料が流れてきて雨樋に大量に詰まっていました。
原因は、洗浄不足で汚れが完全に落ち切っていなかったこと、下塗りを行わずにいきなり仕上げ材を塗った、適切な塗料が選択されていなかった事などが、複合的に組み合わさったことにより、この様な事象が発生してしまったのです。
施工した業者さんは、流れの様にやってきて施工するとどこかに行ってしまうというビジネススタイルなので、すでに連絡が取れない状況でした。
お客様は結局泣き寝入りすることになってしまいました。
この様な事例もありますので、みなさんもお気をつけ頂ければと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに
私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
斎藤建設へのお問い合わせ&資料請求はこちらから。
那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。