那須塩原市戸田地域での家づくり・太陽光パネル設置工事
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
那須塩原市戸田地区での家づくり、今日は太陽光発電システムの、パネルの設置が行われました。
斎藤建設の家づくりは、昨年ぐらいからは100%、ZEH(ゼロエネルギーハウス)で建築させて頂いています。
以前は太陽光のパネルを設置するときには、屋根の上からビスなどで垂木を狙って止めていました。
この方法だと、屋根材と言う防水層を傷つけるので、防水の観点からは不安がありましたが、最近では防水層を傷つけなくても設置できる金物が開発されてきました。
斎藤建設では多くの家で、建てはぜ葺きや、縦ロックなどと呼ばれている屋根の拭き方をしているのですが、この方法だと屋根の板金を傷つけずに、挟み込んで設置することができます。
現場ではちょうど挟み込んで設置する金具の取り付けが完了したところです。
本当は朝からこの作業を行う予定でしたが、朝のうちは強い雨が降っていたので、天候の回復を待って作業開始となりました。
さて、「低炭素社会実現」という大きな目標の実現に向けて、ゼロ・エネルギー住宅の意義が議論されていますが、「太陽光発電そのものがいらないんじゃないの?」と言う意見も根強くあります。
現在は売電単価が低いので、「もう儲からないからやめたほうがいい」といった考えの方もいらっしゃると思います。
このブログでも家づくりのお金の話をさせて頂いていますが、ファイナンシャルプラン的には売電をして儲ける事だけが重要なわけではありません。
「支出」をどう減らすという事もとても重要な事です。
2021年の売電価格は19円、来年2022年は17円とどんどん安くなっていくので一昔前のように、売って儲けるという事は現実的ではありません。
今の電力会社から買っている方の電気代って24円くらいします。
しかも上昇傾向で毎月の様に密かに電気料金の値上げが行われています。
見方を変えると、売って収益をえるよりも使ったほうが得なのです。
では、太陽光発電を設置する意義がどこにあるかと言うと、電気を先に買うという先行投資が太陽光発電を設置する大きな意義となってきます。
例えば5.0Kwの太陽光発電システムを140万円で導入したとすると、20年で計算すると年間の負担が7万円ほどになります。
この「7万円」で年間の電気収支がどうなるかが大切になってきます。
太陽光発電は当たり前ですが太陽の出ている昼間しか発電しませんが、蓄電池が普及したらどうでしょうか?
太陽光発電で発電した電気で充電した蓄電池から、電力を供給する事で夜でも電気を買わずにすむという素晴らしい生活が送れるようになります。
天然ガスなど、発電のための燃料の輸入が不安定な状況となっている日本においては、今後も電気代が上昇する事は十分予想が出来る事です。
先ほどもファイナンシャルプラン的には支出を減らす事が大切ですよと言うお話をさせて頂きましたが、家計の支出を減らすためにも太陽光発電は大きな存在になるのです。
あまり、太陽光発電を毛嫌いせず、幅白い視点を持って家づくりをしながらスリム化を図って頂きたいと思います。
現場の中では仕上げ作業が始まっています。
写真では分かり難いですが、内部木部の塗装工事が行われました。
ちなみに塗料にはドイツの自然素材系の塗料である「リボス」という塗料を使っています。
例によって入荷が遅れている資材もありますが、これからは仕上げ関係の工事が行われます。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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