いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

先週はブログの更新が滞っていたので、振り返りの意味も込めて遡った出来事を書いていきたいと思います。
先週末の金曜日、１月20日にForward to 1985 energy life定時会員総会がオンラインで開催されました。
例年であれば全国から会員さんが集まっての開催なのですが、残念ながら本年も昨年に続きオンラインでの開催となりました。

何度かブログにも登場しているForward to 1985 energy lifeという団体ですが、きっかけは2011年の東日本大震災による福島の原発事故を機に原子力発電に頼らない省エネの暮らしの実現の為に、発足した団体です。

団体の名称の中の1985は、1985年の事で家庭のエネルギーの使用量は今の半分で暮らしていました。
斎藤はその時中学校の1年生（年がばれますね）思い返してみれば、ファミコン、スーパーマリオ、ドラクエなんかが流行っていた頃でした。
ですので、記憶の中では現代の暮らしからかけ離れたわけでなく、今の様に便利に暮らしていた記憶が残っています。
だんだんと家庭の中には家電品が増えていき、オール電化の推進などで家庭の電気の使用量はうなぎのぼりとなり、1985年と比べると2倍のエネルギー使用量となってしまいました。

とはいっても今の生活水準を下げて我慢がベースの省エネは持続性がありません。
そこでForward to 1985 energy lifeでは「小さなエネルギーで豊かに暮らす」という事が広めていくための活動をしているのです。
その中でも中心となっているのが、住宅の高性能化、パッシブ設計、住まい方のご提案です。

このForward to 1985 energy lifeも設立後10年が経過し、これまで代表理事であった野池政宏さんが退任されるという事で、大きな節目を迎えました。
自分も住宅の温熱環境を野池先生の本で学ばせて頂き、先生の勉強会にもたくさん参加させて頂きました。
何より、ＳＷ会に所属するきっかけもＳＷ会での野池先生の講演がきっかけだったので、ちょっぴり寂しい感じもしています。

これからは代表理事には辻 裕介さんが就任され、新たにForward to 1985 energy life For the 2050という活動方針が掲げられました。

日本も2050年のカーボンニュートラルを目標として掲げていますが、2050年のカーボンニュートラルに向け今まで以上に1985（小さなエネルギーで豊かに暮らす）に向かっていこうという事です。

ただ、カーボンニュートラルと言う言葉、聞いたことがあったり、大切だと思っていても、自分自身がそうなのですが実生活の中ではイマイチピンと来るものでは無いのではないでしょうか。
「小さなエネルギーで豊かに暮らす」という言葉が示すように、快適な生活をしていたら実は省エネだったというような事も、省エネ住宅には数多くあります。
「カーボンニュートラルに向けて頑張りましょう」と言うよりも「快適な生活をしていたら実は省エネだった」という事を出来るだけ多くの人にお伝えできるように、そして、結果的にカーボンニュートラルな社会に繋がるような活動をしていきたいなと思っています。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

小さなエネルギーで豊かな暮らしを～普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで１年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア：栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。