生ごみ処理機の補助の手続き
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日は那須塩原市の市役所に補助金の手続きに行ってきました。
なんの補助金かと言うと、生ごみ処理機購入のための費用を補助して頂ける補助金です。
実は補助金を頂くのは個人としては初めての事なのです。
ゼロエネルギー住宅、長期優良住宅、性能向上計画、県産材、合併処理浄化槽、等々、数々の補助金の手続きをお客様のために行ってきましたが、自分のために行うのは初めての事で、なんだかとても新鮮な感じがしました。
交付申請手続き、実績報告など、一般的な補助制度らしい書式での手続きでちょっと楽しかったです
なぜ、生ごみ処理機に補助金を出しているかというと、どこの自治体でも、ごみの減量や資源化を進める上で、燃やすごみの約4割を占めるとされる「生ごみ」を減量することが大きな課題となっています。
生ごみに含まれている水分が少なくなることで、焼却のための時間を短縮し、余分な二酸化炭素の発生と税金でまかなわれているゴミの処理費用を抑制させることができます。
水分がたくさんあるゴミは燃焼させにくいという事も、イメージが付きやすいですよね。
生ごみの「水切り」も大きな効果がありますが、家庭で生ごみ肥料化容器あるいは処理機を活用すると、燃やすごみの減量化が大きく期待できます。
生ごみ処理機、斎藤家では二十年近く使っています。今回購入した生ごみ処理機で3台目で乾燥方式の生ごみ処理機です。
生ごみ処理機で生ごみを処理すると有機肥料になります。
こうしてできた有機肥料は、プランターの土に混ぜ込んで土壌改良材、元肥的に使ったり、畑に入れて栄養分豊なふかふかな土にしたりと活用してきました。
生ごみといてても、もともとは野菜の皮などです。ですから、土に返すのが一番良いと個人的には思っています。
生ごみ処理機も電気を使いますから「エコじゃないのでは」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ですが、ゴミ収集車で水分量のある重いゴミをゴミ焼却場に運搬するエネルギー、ゴミ焼却場でごみを焼却する際に、ダイオキシンなどの環境汚染物質が出ないようにするためには二次燃焼が必要となり、焼却炉の温度を一定以上にあげることが必要なのですが、ゴミの水分量が多いと温度を上げるためにエネルギーが多く必要となります。
そして、焼却すれば焼却灰の搬出処分がひつようとなりそれにもエネルギーが必要になってしまいます。
それぞれのご家庭で生ごみを処理する事によるエネルギーの削減量、ひとつひとつは削減量は小さいかもしれませんが、たくさん集まれば大きな力になると思います。
家の立地によっては、コンポストなど自然に生ごみを分化させる方法もあります。
何と言っても生ごみの悪臭から解放(特に夏)されますので、皆さんもご自分にあった生ごみの処分方法で生ごみの削減に取り組んでいただければと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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