安全持続性能勉強会~暑さのリスク
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日は安全持続性能の9月度の勉強会でした。
今日のテーマは「暑さのリスク」です。
今日の勉強会、きちんと学ぶことの大切さを改めて感じました。
家の断熱や省エネ性能を語るうえで、セットで住む方の健康をというテーマを扱う事がありますが、そもそも人間の体の仕組みをきちんと理解する事はとても大切です。
人間が暑い時に体の熱逃がす仕組みは、血管を拡張して血流量を増やし、それで熱を放射によって体温のコントロールをしています。
汗の方が何となく体温を下げる効果が高そうですが、血管を拡張させての放射が実に60%を占め、汗によるものは十数%なのだそうです。
人間の皮膚温もきちんと把握しておくことも大切な事だとあらためて思いました。
人間の皮膚温は32℃~34℃という事だそうですが、体の周辺の温度によっても体にとっての熱移動が全く異なります。
周囲の温度が35℃未満、つまり皮膚温より低ければ熱は、熱は温度が高いところから低いところに向かって移動するので、体から外に向かって移動します。
ところが周辺の温度が皮膚温よりも高い、35℃以上になると、逆に体に向かって移動します。
こうなると、体の体温を下げる機能が失われることになり、非常に危険な状態なわけです。
建築においての健康や快適、何となくイメージで語られることが多い感じがしています。
しかしながら、この件に関し私たち家の作り手も、イメージではなく理論的に考察する事がとても大切だなと思いました。
家づくりのために勉強する内容、まだまだたくさんありそうです。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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