空とつながる家~換気設備工事
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
那須塩原市内で家づくりを行わせて頂いている、平屋のZEH「空とつながる家」、今日は換気設備の工事が行われています。
斎藤建設の家づくりでは、ほぼすべての家で第1種熱交換換気システムが採用されています。
換気システムは第1種。第2種、第3種と3種類の方式があります。
第1種は排気も給気もファンを用いる方式、第2種は排気は自然、給気がファンで押し出す方式、第3種は排気がファン、給気が自然でいわゆる換気扇方式です。
このうち第2種に関しては、半導体工場のクリーンルームや、病院の手術室で使用されている方式で、住宅で一般的に採用されているのは第1種と、第3種の換気設備となります。
第3種は、高気密住宅では機械で排気しているので家の中が負圧になりやすいので、給気も排気も機械でバランスよく行う第1種の換気設備が玄関ドアの開閉もスムーズになります。
これまでは、換気設備を天井裏に入れる方法で設置してきましたが、換気設備の仕様変更に伴って縦置きが出来るようになったので、この家でも床置方法で設置しています。
天井裏に設置する方法ですと、天井に点検口を設けることになるので、フィルターメンテナンスの際に梯子等が必要になります。
これだと、当然落下転倒のリスクが高まりますし、年齢が進んでいくと億劫な作業になりやすいという側面があります。
床置であれば床に立ったままメンテナンスが出来るので、梯子を持ってきたり登ったりする必要が無いので、安全かつメンテナンスの負担を軽減する事が出来ます。
換気システムのダクトは壁や天井、床下など色々なところに張り巡らされ、室内の空気をきれいにしています。
施工を前に急遽、給気口を移動した個所もありましたが、L社のK長さんの迅速な対応で、無事に現場が収まりました。
K長さん、本当にありがとうございました。
斎藤建設で採用している換気システムでは最大90%の熱を交換します。
以前は熱交換をして、冷暖房の負荷を下げられたとしても、イニシャルコストを回収する事は非常に難しい状況でした。
しかしながら、このところの光熱費の高騰から、ほんの数年で回収できる状況になりました。家計を守るためには必須の設備という言い方ができるかもしれません
空気をきれいにしながら熱を交換する、「ホント?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、本物の熱交換エレメントを使った模型がありますので、是非体験してみて下さい。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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