家づくりの不安
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日、遠方に住んでいる友人から電話がかかってきました。
「家づくりを考えているんだけど、地震が頻発していていろいろと考えてしまって・・・何に気を付けていいか教えてほしい」という内容でした。
先週末は連日のように大きな地震が発生しましたから、友人じゃなくても気になる方もいらっしゃるのではないかと思います。
友人に伝えたのは、いつもお話している事ですが、ライフラインが寸断されても、ある程度室内環境を良い状態に維持する為に、断熱・気密(HEAT20G2以上)の高い住宅、大きな地震の際、生命を守るだけでなく、財産も守る為に高い耐震性能(耐震等級3)、できれば太陽光と蓄電地という話をさせて頂きました。
後は、外皮計算、耐震計算(構造計算)は自社で行っている会社、もしくは行う技術・知識があるところが良いとお伝えしました。
全ての業務を自社で行う必要はないかもしれませんが、外皮計算なり構造計算を外部委託するにしても依頼者側がきちんとした知識、技術を持っていなければ委託先に正しく依頼をすることが出来ないですし、計算書が届いても内容の確認ができないからです。
この写真は自立循環モデルと言われている120㎡のモデルプランを、斎藤が許容応力度計算で構造計算と品確法の計算でそれぞれ耐震等級3になる様に計算したものです。
左が許容応力度計算(A4両面印刷)、右が品確法(A4片面印刷)ですが、左の許容応力度計算の方が圧倒的に情報量が多い事が分かります。
許容応力度計算をしてくれることが良いに越したことはありませんが、品確法の計算でしたら比較的取組みやすいと思います。
友人も「何だか工務店さんがよく分かってなくてて委託先にお願いするより、きちんと知識を持って依頼をしてほしいよね」「せめて品確法の知識は持っていてほしいよね」と言っておりましたが、その通りですね。
今年の元旦には能登の地震がありましたが、それを機に太陽光+蓄電池を希望される方が多くなりました。
今着工中のお客様はすべて太陽光に加えて蓄電池の設置を行います。
地震だけでなく水害も頻発する日本。
ライフラインが断たれても電気が使える、太陽光+蓄電池もこれからは積極的に検討していく局面なのかもしれません。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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