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蓄電池のメリット・デメリット

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

今年の元旦には能登の地震がありましたが、今年に入り蓄電池を希望される方が多くいらっしゃいます。
斎藤建設でも今年に着工した物件の蓄電池設置率は100%となっており、問い合わせを頂いている中でも多くの問い合わせを頂いています。
今回にブログでは、蓄電池のメリットとデメリットについて書いてみたいと思います。

蓄電池の設置と言っても蓄電池を単体で設置するのではなく、太陽光発電とセットで設置する形になります。

蓄電池を設置した場合のメリットとしては

  • 電気代の削減効果が期待できる(電気代が上昇しても安心)
  • 災害時に停電しても電気が使える
  • 太陽光は昼間しか発電しないが蓄電池を設置する事で昼間の電気を夜に使える
  • 固定買取が完了しても自家消費すればよい

蓄電池のメリットとしては何と言っても、電気代の減効果が期待できるという事です。
とくに電気代が高騰している現在では、日中は太陽光発電でつくった電気を使うことで電力会社からの電力の購入量を減らしたり、昼間に発電した電気を蓄電池に充電しておけば夜間にも使う事が出来ます。

太陽光発電と蓄電池を組み合わせれば災害時・停電時の非常用電源としても使用可能です。
太陽光発電のみでも晴れている昼間であれば電気を使うことができます、蓄電池が無ければ電気を溜めておくことができないため、天候が悪く太陽が出ていない日や、夜間など太陽が出ていない時間帯は電気を使えません。
蓄電池のみ設置した場合、蓄電池だけでも非常用の電源として使う事が出来ますが、事前に充電しておかなければ使えません。災害で大規模な停電が起こってしまうと蓄電池を充電する手段が無くなってしまいます。
太陽光発電と蓄電池を併用していれば晴れている昼間に太陽光で発電した電気を蓄電池に溜められるため、停電時にも電気を使う事が出来るわけです。

最近では「在宅避難」という考え方も多く取り上げられています。「在宅避難」とは、耐震性が高かったり土砂災害の危険が無い住宅であれば、避難所などに無理に避難せず自宅で過ごすこともできます。

「在宅避難」はいつもの通り家で過ごすだけですので、プライバシーを守ることができます。小さなお子さんやペットと暮らしている場合、また介護が必要な方が同居している場合、負担やストレスなくいつも通り過ごせるメリットはとても大きいものです。
「在宅避難」に重要なものは当然、自宅の安全性ですが、それだけでなく、電気・ガス・水道などライフライン確保もとても大切なものです。
ガスであればカセットコンロでも代用できますし、水道であればペットボトルの常備、浴槽の水、エコキュートのタンク、給水車でも対応できますが、電気の確保は簡単ではありません。
そんな時でも蓄電池と太陽光発電があれば大きな安心につながると思います。
全負荷タイプの蓄電池であれば、家電や照明が使えるだけでなく、エアコンやエコキュートも使う事が出来ます。

次に蓄電池設置のデメリットを見てみましょう。

  • 設置スペースが必要である
  • 初期費用が大きくなりやすい
  • 両設備のメンテナンス費用が必要である

設置スペースに関してですが、家庭用の蓄電池の場合小型の冷蔵庫を設置するスペースが必要になる、そんなイメージをしていただければ分かりやすいと思います。
ただし断熱地域区分で5地域以南でしたら屋外設置が可能なのですが、那須塩原市が該当する4地域、5地域でもメーカーが指定する比較的寒い地域に関しては、寒さで蓄電池が停止してしまうリスクがあるので、屋内設置が前提となります。
そのため、プランニングの段階でしっかりと蓄電池の設置場所を検討しておく必要があります。

そして何と言っても一番のデメリットは設置に関してのイニシャルコストです。
太陽光と蓄電池を同時に設置する場合、数百万円の費用が必要となります。
新築住宅などでは特に全体の予算がかさんでしまうので、そのような場合は「建て得でんち」などの制度を活用して頂く事を検討頂くと良いと思います。

建て得に関しては、当初の15年売電収入を得られないのでデメリットとしてとらえる方が多いですが、蓄電池と太陽光をセットにするこで、自分で使う事が出来ますので、電気は作って売るのではなく、作って自分で使うというのがこれからの考え方だと思います。
何と言っても災害時のレジリエンス性が一番のメリットではないでしょうか。

今回は蓄電池と太陽個発電を同時設置する事に関してお話させて頂きました。
ただ、断熱性と耐震性は最優先で考えて頂ければと思います。
断熱性が高ければエアコンを蓄電池で稼働させる場合も使う電気は少なくて済みますし、いくら蓄電池があっても大地震で家が倒壊してしまっては元も子もないですから、耐震性も必須です。

これからの家づくり、太陽光と蓄電池の事も是非考えてみて下さい。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

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私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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