いつもご覧いただきありがとうございます。那須塩原市の工務店、斎藤建設です。
最近、事務所での仕事を終え、帰宅してから毎晩行っている事があります。それは晩酌・・・じゃなくてとある会の勉強会のための資料づくりです。

何の勉強会の資料かと言うと「パッシブデザイン」の勉強会です。
パッシブデザインとは何か・・・簡単に言うと高気密・高断熱など基本的な建物の性能を向上させた上で、太陽や風など自然の力を借りて、健康、快適、そして、省エネルギーの生活を実現するための住宅の設計技法です。
機械でドーンと快適な環境を作り出すのはある意味簡単かもしれませんが、自然の力を借りて快適で省エネな生活を目指すパッシブデザインは、ある意味デリケートで本当にパッシブデザインの性能を実現するには、設計のための技術や知識が問われます。

今回、斎藤も所属させていただいている会で、「今年度は改めてきちんとパッシブ設計を学んでいこう」となったのですが、その勉強会で僭越ながら講師役を努めさせていただくことになったのです。
普段は教える立場になる事は無いですし、しかも同業者のプロの前でお話しさせていただくのは、正直かなりのプレッシャーです(^^;)

それにしても、人に教えることは自分にとって何倍も勉強になるとはよく言ったもので、本当にそう思います。誤った情報をお伝えしないためにも、また、自分がきちんと腑に落ちてないとお話しできないので、文献に目を通す時も真剣さがいつもと違うのが自分でもわかります。

こうして、いつもよりより深くパッシブデザインに向き合うことにより、自分でもたくさんの発見がありました。この経験をお客様の家づくりの設計に生かしてなんぼですね。

さて・・・ブログはこの辺にして作業に戻ります。