NHKおはよう日本に出演させていただきました
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今朝放送されました、NHKのおはよう日本に出演させていただきました。
コロナ対策のための換気と換気による室温の低下。室温の低下によってもたらされるヒートショックの防止という放送テーマでした。
今回の出演は11月下旬にNHKのディレクターの方からお電話を頂いたのがきっかけとなりました。
最初は、先ほどご紹介したテーマだったので「自分にお役に立てる事があるのだろうか」と正直いえば少し迷っていました。
浴室、脱衣室のリフォームと断熱改修をさせていただいたお施主様に、取材のお願いのお電話させていただいたのですが、開口一番「斎藤さんの役に立つのだったら取材ご協力させていただきますよ」と快諾をいただき事で迷いは無くなりました。
それが今回の放送に繋がりました。
斎藤が「家の性能と健康との関係」に興味を持つきっかけとなったのが、祖父がくも膜下出血で倒れ、その後数年間の闘病の末に亡くなった事。そして、もう10年以上前になりますが斎藤を「ドラえもんくん」と言って可愛がってくれた、オーナー様の死です。
祖父のくも膜下出血で分かったのは、本人が辛いのはもちろんなのですが、介護に携わる周りの人たちの人生にも大きな影響をもたらすという事です。
祖父が亡くなる時、いよいよというタイミングで夜中に病院から連絡があり病院に向かったのですが、意識がないはずの祖父に声をかけた時、はっきりと笑顔になった事が今でも忘れられません。
高血圧を長年患っていた祖父。結果が変わったかどうかはわかりませんが、もし、暖かい家に住んでいたらと考えずにはいられません。
妻は、訪問リハビリを行っているのですが、いつも家で話しているのが訪問先の家の寒さです。
昼間の時間帯で暖房をしていて室温4℃。リハビリできる様な室温ではありません。
リハビリ中に「寒すぎて具合悪くなりそう」とよく話している妻、自身の訪問着に防寒対策をして訪問リハビリに臨んでいますす。
室温4℃、これが、このエリアのご年配の方の住んでいる家の実態です。
この様な家には、断熱改修が有効なのですが、住みながらの工事、経済力、色々な要素が絡み合ってなかなか進まないのが実態です。
ですが、諦めてしまったら年間2万人と言われているヒートショックが原因で亡くなる方を少なくすることはできません。
断熱改修の普及と、妻の様な医療者の意見を参考にしながら、ヒートショックによる死者を削減する対策にしっかり取り組んでいきたいと思います。
実は今朝と同じ内容が、5日の夕方にも栃木県ローカルで放送されました。
5日の放送と、今日の放送の後、たくさんの方から色々な形でメッセージをいただきました。
オーナー様、協力業者様、メーカーの方、素晴らしき地場ビルダーランドの仲間の方、Fowrd to 1985 energy lifeの仲間の方、構造塾の佐藤実先生、子供たちのお友達のママたち、昔お世話になっていた那須フィルの方、そして、飯田交響楽団の方(ビックリ!)
ほんとうにありがとうございました。嬉しかったです。
最後にはやはり、今回の取材に快く応じて下さった、お客様に最大の感謝の気持ちを申し上げたいと思います。
追伸
以前に行った「家づくり教室」の写真も提供させていただいたのですが、今回採用されずに残念でした・・・
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに
私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
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