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あの日から10年

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

今日であの日(東日本大震災)から10年が経ちました。
10年前の今日、那須のお客様の別荘に通水作業を行うため車で向かいました。
会社を出て国道4号線を北に向かって走っているときに激しい揺れに襲われました。丁度、豊浦小学校入口と書かれている交差点の付近です。

目の前には鍋掛街道を跨ぐ立体交差が迫っていたのですが、目の前の構造物は激しく揺れていました。
後ろには大型トレーラーが迫っていたので、急ブレーキをかけて止まるわけにもいかず、安全に減速しながら立体交差を通り過ぎ、路上に停車しました。

隣にも大型トレーラーが止まっていたのですが、そのトレーラーの揺れ方も尋常じゃなく、「もしこのトレーラーが倒れてきたら」と思うと本当に恐怖でした。
波打つ地面を見ながら、トレーラーが横転しないことを願いながら、必死にハンドルにしがみついて揺れが収まるのを待ちました。

揺れが収まった後、会社に戻ろうとしたのですが、瓦が落ちたり塀が倒れたりして、至る所で通行不能だったり、通行がかなり困難な箇所がたくさんありました。

翌日からは、建物の点検、補修、応急処置に明け暮れました。
ガソリンが手に入らなくなり、燃料がかつかつの車で、遠方まで出向いたこともありました。

基礎から土台が外れ、住めなくなった、使えなくなった建物もたくさん見てきました。
「この建物は、この家は危険なので使えません」とお伝えした時の「やっぱりそうだよね。分かってはいたんだけど」と寂しそうな表情は忘れられません。
藁をもすがる思いで、調査の依頼をされていたのです。

栃木県は津波の被害を受けたわけでないので、被害の印象が薄いですが、那須塩原市内でも建物への被害が大きかった地域もありますし、那須町でもやはりそのような地域がありました。
まさか、自分が家を失う、日常を失うとはだれも思っていなかったはずです。

当たり前のことが当たり前にできる事、実は奇跡なのかもしれません。
皆さんも、家で家族と一緒に過ごせる、かけがえのない時間を楽しんでくださいね。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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