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第11回やみぞ杉植林体験会が行われました

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

今日は11回目を数える、森と家を結ぶ会のイベント「やみぞ杉植林体験会」が開催されました。
本来であれば今年は12年目になりますが、昨年はコロナで中止となってしまったため、今年が11回目となります。
斎藤も頑張って働いてきました。

現場に到着して荷物を運んでいるところを写真に撮られていましたが、すでにバテテますね(汗)

今年は道のすぐ隣が植林現場でしたので移動も短く、沢を渡らなくてはいけない場所は、いつも森のイベントで私たちをサポートしてくださる那須町森林組合さんのご配慮で、私たちが安全に移動できるように橋を作り安全な環境整備をしてくださっていました。
そのおかげで、小さなお子様連れのお客様も安全に植林の体験をしていただけたのではないかと思います。

毎年このイベントに参加していますが、実際に斜面で苗木の植え付けを行ってみると本当に大変な作業です。
今日は気温が上がって暑くなり、しかもコロナ対策でマスクをしていたので、運動不足の斎藤には結構キツかったです(汗)

ちゃんと働いてきました(笑)

山でこのような大変な作業を、時には危険な作業をしてくださる林業に従事されている方がいらっしゃるからこそ、私たちが家づくりで使わせていただいている木材が供給されています。

杉の林は、二酸化炭素の吸収にも大きく寄与していますが、二酸化炭素を吸収する効果は樹齢が60年の時にピークを迎え、樹齢100年を超えるとその時働きはが殆ど無くなります。木は育つ時に光合成をし、幹に炭素として蓄えていくからです。
そのため、成長力が旺盛な若い苗木を植え、管理し育て、伐採してまた苗木を植える、このサイクルを維持する事がとても大切なのです。
林業の技術を絶やさないように、次世代に継承していくことも家づくりをしている私たちに課せられた大切な使命だと思っています。

難しいことを書きましたが、このような山のイベントに参加してくださった方が、「楽しかった」と思ってくれる事が一番大切な事だと思います。
帰りのバスの中で小さなお子さんが「楽しかったね」と言っているのを聞いて、本当に嬉しい気持ちになりました。

今、私たちが使わせて頂いている木は、先人たちが約60年から70年前に植林して下さった木です。
今日植えた木が、伐採適齢期になるには早くて50年、一般的には60年かかります。
そのころには斎藤は生きてはいませんが、子供たちはまだまだ生きている年齢です。その子供たちが、その次の世代にまた森を引き継いでいってくれる、とても素敵なことだと思います。
ちなみに、今年植えた杉の苗木は、全て花粉の少ない杉の苗木だそうです。森の木を更新していくことが花粉症対策にもなるんです。

森を守る活動、これからも大切にしていきたいと思います。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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