工場に八溝杉の平角が入荷しました・ウッドショックの混乱の中コンスタントに材料が入荷するのでありがたい限りです
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
先日、工場にこれから着工するお家に使う八溝杉の平角と呼ばれる材料が入荷しました。
平角(ひらがく)とはどんな材料かというと、分かりやすく言うと、文字通り平べったい角材の事で、建物の桁や梁として使われる材料です。
今はウッドショックで、建設、住宅業界は大混乱ですが、以前と比べれば少し納期はかかるようになりましたが、世の中の混乱ぶりと比べれば比較的コンスタントに材料を入れて下さるので本当にありがたい事です。
平角と言えば北米産の米松が有名ですが、斎藤建設では以前から国産の杉を使ってきました。
そのため横架材(梁や桁の事を言います)の大きさを決める計算もずっと杉で行っています。
木材の基準となる強度は米松、杉といった樹種ごとに違っているため、計算の時には現場で実際に使おうとする樹種で計算を行う必要があります。
なので、材料が入って来ないからと言って何の検討もしないで違う樹種に変更することはできないのです。
特に米松から杉への変更は注意が必要です。
なぜなら計算で使う基準強度は米松より杉の方が小さいからです。
なので、米松で計算して求めた梁の大きさのまま杉に変更してしまうと、その梁の強度が足らないなんて言う事が起きかねないのです。
逆の変更、つまり杉から米松への変更は強度不足になる事はありません。
一時は7月の納品になってしまうと言われていましたが、思ったより納期が掛からずに納品して下さったので本当にありがたい限りです。
頑張ってくださった製材工場さんと材木屋さんには足を向けて寝られません(笑)
長期優良住宅の技術審査も無事に完了し、認定申請も提出したので、これで安心して工事を始めることができます。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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