いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

那須塩原市戸田地区で行われている家づくり、工場の中では大工さんにより「刻み」と呼ばれる木材の加工作業が行われています。
前回は柱のほぞのご紹介をさせて頂きましたが、本日からは桁や梁など横架材と呼ばれている構造材の加工が始まりました。

横架材には「あり」や「かま」と呼ばれている形状の仕口や継手が用いられます。
以前はこれらの加工をのみで一つ一つ行っていましたが、とても時間のかかる作業でした。
現在は仕口や継手を加工する機械があるので、大幅な時間の短縮になっています。

加工する材料を加工機にセットし加工機を始動させると

約１分後にはこのように加工が完了されます。

加工前の材料の先端は普通の四角ですが

加工が完了した材料はこんな形になります。
この仕口は「あり」と言う名前で、主に直交して組まれる部分に使います。

細かい部材まで数えると、家一棟分では数百の部材になります。
それらすべてを２台の仕口加工機をフル稼働させて加工を行っていきます。

現場では引き続き基礎工事が行われています。
床掘が終わった後、ローラーでしっかり転圧をかけることになっていましたが、特に先週は台風の影響で不安定な天気が続いており、地盤が雨でべとべとになりローラーが滑ってしまい、身動き取れずになかなか作業が進みませんでした。
今週に入り比較的安定した天候が続き、地盤も安定したのでしっかりと転圧する事が出来ました。

この後は、現場に搬入された砕石を敷きいれて、地中梁などの形を作っていきます。

それにしても、短時間の通り雨は湿度をあげ、不快指数も急上昇し作業環境が厳しいものとなります。
職人さんたちには、くれぐれも熱中症には気を付けながら作業を行って頂きたいと思います。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

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