いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

お盆休みに入りましたが、西日本を中心とした豪雨、本当に心配されます。
被害が広がらないことを、願うばかりです。

さて、この前線の停滞の影響で、栃木県の北部ではだいぶ気温が下がり、昼間でも20℃に届くか届かないかの気温でした。
人々の服装も長袖の方が多かったですね。

このように急に涼しくなったとき、気を付けて頂きたいことがあります。
それは何かというとエアコンの運転モードです。

今の時期、「冷房」や「ドライ」でエアコン運転をしている方はあまり影響がないのですが、「おまかせ」運転的なモードでエアコンを「連続運転」をしていらっしゃる方は、ちょっと気を付けて頂きたいことがあります。
斎藤の実家で使ているエアコンは日立なのですが、日立のエアコンではリモコンの「ecoこれっきり」や「AIこれっきり」と書いてあるボタンです。

これらのモードでは、【室温と外気温により、「冷房」「暖房」「除湿」のいずれかを自動的に選択します。】と取扱説明書にも記載があるとおり、エアコンが「冷房」「暖房」「除湿」を自動的に判別して運転してくれます。【運転の種類は外気温によって異なり、冷房は27度C、暖房は23度C、除湿は湿度が50％～60％を目標として運転します。】と取扱説明書にも記載があります。
この機能一見便利なように見えるのですが、実は、急に気温が下がった時に注意が必要になります。

夏に外気温が急激に下がるとエアコンが暖房モードになる事があるからです。
（ちなみに「勝手に暖房問題」は実際のところ、新しい機種ではプログラムのレベルが向上しているので問題は起きにくいです。また、断熱性の高い家では室温の温度変化が小さいため比較的起きにくいです。）
今の気温だったら、たとえ室温が下がっても暖房するほどではないと思いますし、むしろ「過ごしやすい」と感じる方が大部分だと思います。
気温が低いときに建物を冷やしておくというのも冷房の負荷を下げるのにも有効です。
気温が低ければエアコンは電源が入っていても、負荷が少ない状態でおとなしくしていてくれれば良いのですから、こんな状況で勝手に暖房運転されても逆に迷惑以外の何物でもないと思います(^^;)
実はこの問題、斎藤も知らなかったのですが、オーナー様からご相談を頂いて発覚しました。

気温が急激に下がった状態が短期間なら問題ないのですが、長期にわたってこのような状況が続くと室温も徐々に下がり、エアコンが暖房運転が必要だと判断しやすい状況になりやすくなるようです。

「おまかせ」運転的なモードでエアコンを「連続運転」をしていらっしゃる方、今すぐエアコンの運転モードを「冷房」に切り替えましょう。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

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