那須塩原市のホームページにZEHが紹介されました~高性能化の一番のメリットは健康と快適です
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
気候変動対策では県内で一番進んでいる、我が那須塩原市。
市のホームページの「気候変動の緩和~温室効果ガスを減らす取組~」というページに環境省や経産省の「ZEH」化への補助事業の紹介が掲載されました。
このブログを読んでいただいている方にはお馴染みかもしれませんが、「ZEH(ゼッチ、ゼロ・エネルギー・ハウスの略)とは、快適な室内環境を保ちながら、住宅の高断熱化と高効率設備により出来る限り省エネルギーに努め、太陽光発電等によりエネルギーを創ることで、1年間で消費する住宅のエネルギー量が正味(ネット)で概ねゼロ以下となる住宅をいいます。」と定義されています。
8月9日にIPCC第1作業部会の第6次評価報告書が公開されました。
(ちなみに、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の役割は、気候変動に関して科学的知見に基づいて、研究成果をとりまとめて、広く一般に周知する役割を担っています。)
気候変動により日本でも豪雨などにより数多くの災害が起きるようになってしまいました。
これ以上、気候変動が進むのを防ぐために2015年の気候変動枠組条約 COP21パリ協定では、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比
べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求する」とされました。
しかしながら、 IPCC第1作業部会の第6次評価報告書では、「パリ協定」の気温上昇を1.5度に抑えるという目標の達成はすでに難しそうだということが、示されました。
「これから建てる新築住宅はすべてにおいてZEHとする」ぐらいの事を、今すぐ行ったとしても「パリ協定」の気温上昇を1.5度に抑えるという目標の達成は難しいかもしれませんと言う位に切羽詰まっている問題なのです。
冬の寒さが厳しい那須塩原においては、単なるZEHではなく、ZEH+(4地域のUA0.4)よりも断熱性を高めた家でないと、本当の意味での快適性は得るのは難しいと思います。
現在の知見では、住む人の健康と快適性を確保しようとしたら、一見贅沢なようですが空調を24時間365日連続運転(連続空調)することが必須であると言えます。
でもこれは贅沢でもなんでもなくて、体を壊してしまえば、あるいは、命を落としてしまったら元の子もありません。
医療費というコストがかさんでしまう事も十分に考えられます。
連続空調しても那須塩原市であればHEAT20のG2グレード(4地域のUA0.34以下)にすることによって、省エネ性も確保できるという事がシミュレーションでも分かってきています。
性能の良い家を作るためにはイニシャルコストがかかりますが、負担を少しでも小さくするために環境省・経産省のZEH、地域型住宅グリーン化事業などで補助金が用意されています。
皆さんも、補助金を活用して、皆さんの健康と快適、そして、地球の健康のために是非、性能の良い家を作って頂ければと思います。
そして、今回の市のホームページへの掲載をきっかけに、とっとりHEAT20のような市独自のHEAT20の制度の創設につながっていければ、市民として誇りですし素敵な事だと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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