ヒートショックになったら~医療費と介護費の話
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
秋も深まり、朝晩の冷え込みも徐々に厳しさを増してきました。
この季節に気を付けたいのが、ヒートショックです。
ヒートショックとは、「急激な温度変化で身体がダメージを受けること」を指します。
大きな気温の変化によって血圧が急激に上下し、脳卒中や心筋梗塞などの病気を引き起こします。
今回は医療・介護の話なので、実際にヒートショックになった場合、医療費や介護費がどの位かかるのかを見ていきたいと思います。
事例①心筋梗塞
事例:Aさんは心筋梗塞により17日間入院しました。
その入院により掛かった費用の概算は次の通りです。
自己負担合計=37.0万円となります。
事例②脳卒中
事例:Aさんは脳卒中により30日間入院しました。
その入院により掛かった費用の概算は次の通りです。
自己負担合計=49.7万円となります。
事例③介護
事例:78歳男性 要介護4 脳卒中の後遺症で自宅介護 所得区分(一般)
脳卒中の後遺症で片麻痺が残り、食事、トイレ、移動など生活のほとんどに介助が必要な状態。同居する妻と近居の子が自宅で介護しながら生活している。介護者の負担を軽減するため、月2回各5日ずつショートステイを利用。それ以外の時期は、月・水・土の週3日は通所リハビリに通い、火・木は訪問看護を受ける。
自己負担合計=74,425円/月額となります。
このほかにも、サービス付き高齢者向け住宅、介護付き有料老人ホーム、特別養護老人ホームなどに入居するなどの選択肢があり、この場合は自宅介護より費用が掛かるので注意が必要です。
まとめ
ヒートショックによりさまざまな病気のリスク、医療費や介護費用の負担などを見てきましたが、入院などによる収入減などにも注意が必要です。
ヒートショックは急激な温度変化によって起こります。ヒートショック予防のために、できるだけ温度差が発生しないように心掛ける必要があります。
脱衣所や浴室に暖房器具を設置するなど、できるだけ家の中の温度差を小さくすることがヒートショック対策で重要です。
ただし、断熱・気密性能の低い建物ではそれだけでは十分ではない可能性もあるので、これから家づくりを始めようとしている方は、断熱性や気密性などの家の性能のことも皆様の健康のために、是非考慮していただければと思います。
断熱性や気密性の向上は家の中を暖かくすることができます。そのことによって住む人の快適・健康につながります。
暖かい家に住んで、将来の病気や介護のリスクを減らすし、いつまでも健康に楽しく暮らして頂ければと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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