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アウトリビングのある家~造作材の加工

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

那須塩原市下厚崎地内で家づくりを行わせて頂いている、平屋のZEHの「アウトリビングのある平屋の家」、大工さんは斎藤建設の工場の中で、造作材の加工を行っています。

造作材という言葉、聞きなれない方も多いと思いますが、サッシの室内側の窓台や枠、建具の枠、カウンター、などなど主に室内に取り付ける部材です。

目で見たり、人の手に触れる場所に取り付けられるものも多い造作材、斎藤建設では基本的には八溝の杉材を使って造作材を造っています。
木造住宅ですから、木造らしく木の雰囲気が感じられる家づくりを大切にしています。

木材を削ったり、切ったり、貼り合わせたり、大工さんの手作業から造作材へと生まれ変わっていくのを見ていると、大工さんの技術は本当にすごいなと思います。
この加工には、一つ一つ違う個性を持つ木材の特性を見極めつつ、正しく加工を施す「目利き」もとても大切です。

このように木材を使った家づくりには、大工さんの技術が欠かせないのですが、残念ながら高い技術を持つ大工さんの数はどんどん減っています。
理由の一つは、高齢化と職人のなり手不足なのですが、後は、家づくりの変化で、若い大工さんが木材を扱う経験を積んでいけないという背景もあります。
現在は、サッシの内枠も、室内ドアの枠も、今では建材メーカーから製品として供給されているものが数多くあり、これらを使う事によって、木材の加工を行うことなく家を完成させることができるのです。
この事は、批判される事ではなく、作業の効率化をもたらし、慢性的な人手不足の建築業界にとってとても役に立っているという側面んもあります。

実は、子育てをしている若い方たちは、内装材に木を使いたいという要望が多くあります。
お子さんが大切に思う気持ちから、お子さんが触れたりする部分には、本物の木、自然素材を使いたいと思う方がたくさんいらっしゃいます。
一方、若い大工さんにも、チャンスがあれば木材を扱う経験を積みたいと思っている、志の高い大工さんいらっしゃいます。

気付いたら、技術力が高い大工さんがいなくなってしまった、という事が無いように、お客様と、若い大工さんのニーズをマッチングさせることも、大工さんの技術を後世に残していくために、私たち工務店のとても大切な役割なのです。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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