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本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます~新年に思う事

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

2023年、令和5年、卯年、新しい年が始まりました。
ブログも本日からまた発信していきたいと思います。
皆様、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

皆さまもご存じの通り、今年は兎年です。正確には「癸卯(みずのとうさぎ)」年というそうです。
十二支の中では4番目です。

うさぎは温厚な性性格であることが多いことから「家内安全」の象徴とされ、ぴょんぴょん飛び跳ねる姿からは「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しまれています。
暗い話題が多かった昨年、今年こそは世の中が飛躍の年になり、明るい話題の多い一年になる事を心から願っています。

皆様の年末年始はいかがでしたでしょうか?
行動制限が無い、久しぶりの年末年始、いろいろな方との再会を果たした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ニュースなどで、孫と、じいじ・ばあばの涙を流しながらの別れのシーンなどが流れると、見ているこちらまで涙を貰いそうになります・・・

斎藤はというと年末年始は意外とやる事が多く、三が日の昨日までは走り回っておりました。
それでも、家族と過ごせる時間も多く、やっぱり家族の支えがあってこそ頑張れるんだなと改めて思いました。

本日と明日で、ようやく時間的余裕が出来、昨年の振り返りや今年に向けて書籍に目を通して勉強などができます。
思えば、昨年は1月にFPの試験があり、必死に勉強していたのと比べると大分、時間的には余裕がありますね。

コロナ禍が2年続き、今年こそはと期待を込めて迎えた昨年2022年でしたが、ロシアによるウクライナ侵攻に始まり、物価高騰、エネルギー価格高騰、円安など必ずしも明るい年にはなりませんでした。
相変わらず気候変動による災害も多く発生しました。
北海道や東北の日本海側の年末の大雪では大規模な停電も発生していました。

私たちは、2011年の東日本大震災の時に、住宅のあるべき姿を学んできたはずです。
ですが、ひとたび災害が起きると「あるべき姿」が実現できてないことに気づかされます。

自社で新築させて頂く建物は、オーナー様のご理解のおかげもあり、全棟HEAT20G2以上、耐震等級3、ZEHを実現する事ができました。
ただ、カーボンニュートラル社会の実現だったり、災害に強い世の中を実現していくためには、既存住宅の断熱改修も行っていく必要があります。
極論を言えば、電気なんて来なくたってあんまり困らない、エネルギー価格が高騰してもあんまり困らない、という家族を増やしていくために、今年は、断熱改修を世の中に広める活動、そして、省エネ住宅の普及啓発という事にこれまで以上に尽力していきたいと思います。

もう一つ大切なのは、私たち建設事業者の働き方改革です。
私たちの建設業では人手不足などの影響で休日出勤や長時間労働が大きな課題となっています。とにかく職人や現場管理者の不足しているので課題が大きく、休日出勤や長時間労働削減に向けた取り組みが困難な業種と言われています。
世の中では働き方改革が叫ばれ、他の業界ではいろいろな対策がなされてきましたが、中小企業では2020年4月から適用された時間外労働の上限規制の適用の猶予期間が2024年4月まで設けられています。

ただでさえ人手不足なのに、廃業したり、離職したり、心身の健康を害してお亡くなりになってしまう方もいらっしゃり、社会的損失と言わざるを得ない状況もあります。
大企業では、男性による育児休暇も一般化しつつありますが、一方で私たちの業界は、自分の子供の運動会に参加できない、休日、家族と出かけていても、電話、ショートメール、LINEで呼び出される・・・たまたまならまだしも、これが日常化している状況、これでは未来ある若者の働き先としての魅力は全くないと思います。
日本では少子化の影響でたくさんの業種で人手不足が起きています。言わば人の取り合いです。

以前の日本であれば、「休日も家族のために働くお父さんがカッコいい」という風潮がありましたが、現代はそうではありません。
家づくりの職人さん達、いろいろな分野がありますが、残念ながらお子さんがその家業を継ぐケースは殆どありません。
自分も含めて、これまで業界や社会がこの問題に見て見ぬふりしてきた、問題が顕在化してきたと言わざるを得ません。

家づくりに携わっているものとして、家がインフラとしての重要な位置づけであると認識してみんなが働いています。
斎藤と一緒に働いてくださっている職人さん達も、工事の内容変更、修理の依頼、など時間が無い中、嫌な顔せずに対応してくださいます。

一方、「忙しさも終わる光が見えないと挫けそうになる」そんな言葉が聞こえてくれるのも事実です。
当たりまえに自分の子供の運動会に参加できる、家族との休日を楽しめる、こんな世の中になれるように、今年からはさらに、働き方改革、ルールや仕組づくりをしていきたいと思っております。

空を見ると青空に浮かぶ飛行機が。

きっといろいろな思いを乗せて飛んでいるんでしょうね。
二酸化炭素をたくさん出す乗り物として悪者扱いされる飛行機ですが、空飛ぶ飛行機がたくさんの人を乗せて飛んでいる事を思うだけで、心が明るくなります。

今年こそは良い年になりますように・・・

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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