いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

那須塩原市鍋掛地区で始まる、長期優良住宅、ZEHの平屋、YSNS様邸、今日は施主様に工場で刻み体験（ほぞ穴掘り）の作業をしていただきました。
斎藤建設で家づくりをさせて頂いている方には、殆どの方に体験していただいている家づくりの1ページです。

斎藤建設では木材の加工を自社の工場で行っているので、折角なので見学して頂こう、そして、お施主様にとってせっかくの家づくりですから、家づくりにも参加して頂いて、現場での作業が分かりやすく、親しみやすいものになってほしいとの思いからです。
家造りは1大イベント、自分の家の構造材を加工を行う事、そうそう何度もある訳ではありません。

最初に大工さんの作業の内容、構造材の種類や八溝材の事について一通り説明させて頂いてから、体験して頂きます。

最初に大工さんに説明とデモンストレーションをしていただき、ご主人と、奥様それぞれにほぞ穴を掘って頂きました。

ご主人、奥様にそれぞれ2か所掘って頂きました。
お二人とも最初はの１つ目はおっかなびっくり作業をされていましたが、２つ目は慣れて機械さばきも鮮やかな物でした。

大工さんからも「完璧です」とお墨付き頂きました。

針や桁などの横架材の継手の加工も、もちろん工場で行っています。
こちらは機械で行っているので、機械での加工の様子をご覧頂きました。

プレカット全盛の今、なぜ自社の工場で大工さんに一連の刻みの作業を行って頂いているかというと、手板を書いて、木材に墨をして、刻むという大工さんの技術を実際に経験できる場所が、すべての作業がプレカット工場で行われているので、その経験を積む事が出来る極端に少なくなってしまっています。
そのため、この作業が出来る大工さんが極端に少なくなってしまっている現実があります。
大工さんが木造の構造をきちんと理解する事は将来のリフォームにおいてもとても大切な事です。
次世代にこの技術を継いでいく事も工務店の大切な仕事だと思っています。

今日のイベントがS様の家づくりの思い出の１つになって頂ければ嬉しいです。
次は柱建てをしていただきなすので、S様には是非楽しみにしていただきたいと思います。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

小さなエネルギーで豊かな暮らしを～普段の生活を一番の幸せに

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