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低室温があなたの体を蝕みます(家の断熱性能と健康の関係)

いつもご覧いただきありがとうございます。那須塩原市の工務店、斎藤建設です。
今日は家の性能(断熱レベル)と健康のお話です。


このグラフは、近畿大学の岩前先生が調査したもので、新しい家に転居した事によって、気管支ぜんそくや、のどの痛み、せき、アトピー性皮膚炎、手足の冷えなどの症状が改善した人の割合を示したものです。
最近ではいろいろなメディアでも取り上げられていたので、ご覧になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

グラフの真ん中の等級4が2020年に予定されていた義務化のレベルです。
グラフをよく見てみると、気管支喘息、アトピー、手足の冷えなどは、断熱グレードが3→4→5と上がるにしたがってなだらかに上がっていますが、そのほかの症状では4→5と断熱レベルが上がるときに、グッと改善されている割合が上がっていることが分かります。

斎藤建設でも引き渡し後のお客様に、体や健康面での変化のアンケートを取らせて頂いておりますが、風邪をひきにくくなった、「しもやけ」にならなくなった、鼻炎などのアレルギー症状が改善された、快眠になった、夜中トイレに行く回数が減った、などなど、岩前先生のグラフの結果を踏襲するアンケート結果となっています。

中でも一番印象的だったのが、心房細動の持病を持っている方の体験談です。
今までの家では、特に冬場、夜中にトイレに起きるとかなりの頻度で心房細動の発作が起きていましたが、寝室とトイレの温度差の少ない今の家に引っ越してからは、ほとんど症状が出なくなったと仰っていました。

先ほどの症状の改善率のグラフ、お施主様アンケート、心房細動の方の事例、症状が改善したり、発作が出なくなるのは、最低室温が上昇することが影響していると考えられています。
イギリスの保健省の2009年次報告では、低室温が体に与えるリスクと、許容される温度、推奨される温度が提示されています。(下の図参照)



私たちの体へダメージを与える低室温。アメリカでは低温のリスクを回避するため、また、住む人の健康を考えて法律などで最低室温が決められている州もあります。
これから、家づくりをする際には断熱性を高めるなど、部屋の温度が低くなりすぎない対策がきちんとなされた家づくりが大切ですね。

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