キャットウォーク
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日はキャットウォークのお話をしてみたいと思います。キャットウォークと言うと設備のメンテナンスや高い位置についている窓の開閉などに使う、人間が使う高所の足場的な通路の事を言う場合がありますが、今日取り上げるキャットウォークは文字通りネコさんが使うためのキャットウォークの方です。
最近はネコと一緒に暮らす方が多くなってきましたね。斎藤の家では今年で16歳になるモコという名前の女の子ネコと一緒に暮らしています。
ネコと一緒に暮らす方が増えているという事もあり、家を造るにあたってキャットウォークをつくりたいそんな要望も増えている様です。窓台を利用したり、壁に作ったり、吹き抜けの梁の上を歩けるように作たり、いろいろな形態があるのですが、せっかく作ってもネコさんに使ってもらえないなんて言う、買主さんにとっては悲劇のような話をよく聞きます。
実は斎藤家でもネコがこんな風に遊んでくれたら楽しそうだななどと思って、キャットタワーを買ったりいろんな仕掛けをつくったりしたこともあるのですが、わが家のモコちゃんは見事に見向きもしてくれないという、買主にはとっても残念な事例を実際に経験しています。
猫が使ってくれない理由・・・猫との住まいアドバイザーの勉強会で勉強することで分かったのですが、セミナー中心の中でそりゃそうだと叫んだくらい答えは明確でした。
斎藤もそうでしたが、「人間はこんな風に歩いてくれたら楽しいかな?」なんて考えてキャットウォークを設けたりするのですが、実はネコさんがキャットウォークを歩くのは目的じゃなくて手段なんです。人間にとってはネコさんがキャットウォークを歩くのが見るのが楽しい=目的となってしまっているのですが、ネコさんにとってはあそこに行きたいからキャットウォークを歩く=手段というように、人間とネコさんの間には認識のずれがあるのです。
では、どうしたらネコさんにキャットウォークを使ってくれるのか?答えは簡単で、キャットウォークの先に楽しい事を作ってあげればよいのです。季節な良い時期だったら、網戸越しに外の匂いを感じられるとか、窓から景色や飛んでいる鳥を見ることができる、冬だったらポカポカ安心して昼寝ができるなどです。
ネコさんが楽しい事は何かな?をよく考えて、楽しそうにキャットウオークを歩くネコを眺めながら、楽しい暮らしを実現してくださいね。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに
私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
斎藤建設へのお問い合わせ&資料請求はこちらから。
那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。