子どもたちを守るために~留守番中の電話のルールを話し合いましょう
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
昨日ブログに書いた那須塩原市内において「中学生と小学生の2人が自宅で留守番中、お菓子を持った見知らぬ男性が家を訪ねる事案」は、警察の調査の結果事件性は無い事が判明したと、警察、市、学校からのメールで判明しました。
同じ小学校区だったので、親としては心配していたのでホッとしたのが本音ですが、とは言え、那須塩原市では市内の小中学校が5月末までの休校が昨日、発表されています。
ですので、1月以上子供達だけで留守番せざるを得ない状況も考えられるので、防犯の勉強会に行った時の情報や警備会社の方に聞いた情報などを、地域にお住いの方々に少しでもお役に立てればと思い、少しずつ記事にしていきたいと思います。
今日は留守番中の電話の事について書かせて頂きます。
最近では携帯が主流となり家に固定電話が無いご家庭も増えてきましたが、ネットのために光回線を引き込み。その上で電話機やFAXをご使用の方もいらっしゃると思います。
そこで、今回はお子様のお留守番の時に電話がかかってきたらどうするか?という事をお話させて頂きます。
お子さんに留守番をしてもらう事には、大なり小なりさまざまな危険があります。
だからこそ、留守番中に起こるかもしれない、いろいろなことを想定して「こういう場合は、どうする」という事をお子さんの年齢や状況に合わせ、家族で話し合って決めておくことが大切です。
決めたことは、電話機の近くに分かりやすく紙に書いておきましょう。
お留守番中の電話対応の仕方を決めお子さんと話し合いましょう
ある程度いろいろな事が出来る年のお子さんであれば、お子さんだけで留守番をしていることが相手に知られないように、「家に大人がいるかもしれない」「お子様だけではない」と相手に思わせる事が大切です。
「ママは、今、手が離せないので」とか伝えれば良いのですが、一番簡単なのは電話がかかってきたら、「ママは、トイレに入ってます」と言ってね、にするとお子さんも覚えやすいそうです。
出来れば追加で「あとで電話をかけなおすそうです。名前と電話番号を教えてください」と聞き返すことが出来ればなお良いそうです。(犯罪者は自分の情報が相手に伝わることを嫌がります)
このような対応ができればよいのですが、緊張したり、まだお子さんが小さい場合には、実際には上手く対応することは難しいと思います。そのため、「留守番中には、電話には出ない」というルールを決めるご家族もいらっしゃいますが、犯罪者が「留守」かどうか確認するため電話をかけているとしたら、電話に出ないことで「留守」だと思われてしまうので、不審者が家に侵入することができないように、家の防犯対策をしっかりとする必要があります。
どうしても、お子さんだけで留守番をしなくてはいけない場合、最初の「ママは、トイレに入ってます」「あとで電話をかけなおすそうです。名前と電話番号を教えてください」が伝えられるように練習しておくことが大切です。
特殊詐欺(オレオレ詐欺)対策機能付きの電話機もお子さんだけの留守番に役に立ちます
以前はオレオレ詐欺などと言われた、高齢者をだます特殊詐欺がありますが、その対策のための機能が付いた電話機やFAXも発売されています。
具体的には、「非通知や電話帳に登録されていない電話番号からの着信は電話機が自動で対応し呼び出し音を鳴らさない」「この通話は録音させて頂きますと事前にガイダンスを残す」などの機能があるのですが、お子さんのお留守番には、「電話を呼び出しますのでお名前をお話しください」とガイダンスを流してくれるものがおすすめです。これだと、相手がだれかを確認することが出来ますし、留守かどうかが判別しにくいからです。
お子さんだけのお留守番、安全対策には親子のしっかりしたコミュニケーションが大切です。
お子さんの安全を守るために、週末などにしっかり話し合って頂ければと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
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