石を研磨し見事に復活~やっぱり本物はタフでした
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
先日、別荘のオーナー様より浴室の石がシミになってしまったので、キレイにしたいとのご相談を受けました。
別荘の管理事務所の方に「石の内部から染み出ているので張り替えるしかない」と言われましたという事だったので、「原因は何だろう?カビかな?」と思いながら現場に棟いました。
状況を確認してみると、表面に何らかの液体がこぼれた事によってシミになっていることが分かりました。
洗浄したりいろいろやってみたのですが、恐らく洗剤や薬品的な物で付いてしまったシミは落ちませんでした。
いろいろ試行錯誤して、結局、研磨作業で磨く事で落ちる事が判明しました。
手で磨くと一枚の石で30分くらいかかってしまうので、機械を使って研磨。
磨き終わると、無事に元通りになりました。
ちょっと荒療治でしたが、このような方補が取れたのも表面から内部まで本物の石だったからです。本物にはタフさも備わっていますね。
ちなみに、この石は秋田県大館市比内町で産出される緑色凝灰岩で通称「十和田石」と呼ばれています。
多孔質で空気を含んでいるので、浴室の床などに使ってもヒヤッとしないのが特徴です。
栃木県にも大谷石、芦野石などの地元で産出される石の素材がありますが、石と言う素材も表情があってなかなか面白い素材です。
お風呂だけでなく、リビングやニッチにアクセントとして使ってもとても良い感じになります。
みなさんも是非使ってみてください。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
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