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気候変動が家計を圧迫する~火災保険料の値上げ

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

少し前に「火災保険料の値上げ」に関しての報道がされていました。
契約期間が5年に短縮され、料金も10%ほど値上がりするそうです。
以前は火災保険料は住宅ローンと同じくらいの期間で入っていましたが、現行の保険でも10年、さらに5年に短縮されるので大幅な期間の短縮となります。

保険料の値上げ、そして機関の短縮の理由としては、建物に被害を及ぼす地震の増加と気候変動による大雨などの自然災害が増加し、保険金の支払額が膨らんでいる事があげられてています。
このままの状況で推移すると、さらに保険金の支払いが増大していくことが考えられ、保健期間を短くすることで都度、保険の契約金額を見直さないと保険そのものがなりゆかなくなることを防ぐためと考えられています。

日本損害保険協会のホームページによると、新幹線の車両基地が水没したり、栃木県内でも多くの被害をもたらした2019年の台風19号では約5億8千万円、近畿地方に大きな被害をもたらした2018年の台風21号では実に1兆円を超える保険金が支払われています。

今後、気候変動による自然災害がより深刻化すれば、保険料のさらなる値上も起きかねません。
値上げする保険会社を責める動きもあるようですが、元はと言えば原因は自然災害の増加による保険金の支払いの増加にあるわけです。

住宅ローンを組む時には、火災保険への加入が必須です。
保険料の値上げは、住宅取得時の資金計画への影響は避けられません。
また、住宅ローンが関係のない人たちにとっても、家計の負担増などにより、保険の補償範囲の縮小、あるいは、保険の未加入というケースも増えてくるかもしれません。

以前もブログで、気候変動というと「絶滅していく動植物」「氷が薄くなって困っているシロクマさん」「自然を守りたい」こんなことを多くの方は思い浮かべますが、実は、「食料」「平和」「当たり前の生活」が失われるという事をお話しさせて頂きました。

気候変動はいろいろな事に影響を及ぼしますが、私たちの身近な家計にも何らかの影響があります。
今回の保険料だけでなく、天候不順で野菜の値段が高騰というのもその影響の一つかもしれません。

こうして考えてみると、気候変動って遠い存在ではなく、極々身近な問題なんだという事を痛切に感じます。

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり 

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
注文住宅の施工エリア:栃木県北部・那須塩原市・那須町・大田原市・矢板市・塩谷町・那珂川町・さくら市・高根沢町
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那須塩原や那須での家づくり、田舎暮らし、里帰り、移住、二拠点生活を応援しています。

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