土砂災害特別警戒区域ではフラット35Sが使えなくなります
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今日で死者281人を出した西日本豪雨から3年が経ちました。3年たった今でも1000人を超える人たちが避難所での生活を余儀なくされているそうです。
近年には2019年に九州北部豪雨、2020年には熊本を中心とした豪雨災害があり、大きな災害が頻発していて今後がすごく心配になります。
直近では熱海の土石流の被害もショッキングでした。
もうご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、6月に住宅金融支援機構の住宅ローンのフラット35の金利優遇タイプのフラット35Sにおいて「2021年10月以後の設計検査申請分より、土砂災害特別警戒区域(通称:レッドゾーン)内で新築住宅を建設または購入する場合、【フラット35】Sがご利用いただけなくなります。」とのアナウンスがされました。
フラット35Sは省エネ性や、耐震性、耐久性、可変性、バリアフリー性など質を高めた住宅に対して、当初5年または10年の金利の優遇をされる制度です。
今回の措置はフラット35Sからのスタートしてますが、これだけ豪雨災害が頻発している最近の状況を考えると、通常のSなしフラット35にもゆくゆくは制度が広がっていくことも考えられます。
被災した人の中には、家の被害が大きくて補修を断念し住めなくなってしまった家の住宅ローンだけを抱えて苦労されている方もいらっしゃるようです。
被災しただけでも大変なのに、二重苦三重苦に陥る方を少しでも減らしていくには、豪雨災害が多発してしまている日本においては重要な事なのかもしれません。
ご自分の命と財産へのリスクを少しでも提言するために、土地を探すときには、是非、予定地のハザードマップを手に入れて、確認していただければと思います。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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