いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

暑さ寒さは彼岸までとは言いますが、今日は雪が降り真冬に逆戻りの一日となってしまいました。
先日の地震で火力発電所が停止し、真冬の寒さが戻り電力の需給状況が逼迫し、電力需給ひっ迫警報が発令されました。
そのため、今日は事務所内の点灯させる照明の数を減らしたり、エアコンによる暖房の使用を中止したり、工場の加工機による加工も延期するなど、東京電力からの節電の要請に少しでも応えられるような対策を行いました。
こんな時、事務所内に薪ストーブがあるのが、本当に役に立ちました。

このブログを書き始めたのが3月22日の21：51分ごろ、先ほど「本日中の停電のおそれは解消した」と経済産業省から発表がありましたが、電力需給ひっ迫警報は現在も継続されています。
引き続き節電に努めたいと思います。

こんな雪の中ではありましたが、今日は那須塩原市の戸田地区で家づくりを進めさせて頂いていました、家のお引渡しを行わせて頂きました。

エアコンの稼働は無しでお引渡しが行われましたが、この冬のような雪の中でのお引渡しで、辛い寒さになるかと覚悟していましたが、意外にもそうはなりませんでした。

今日の天候は雪、窓からの日射熱の取得は期待できません。
今日がお引渡しですから、当然、生活家電など建物内部で熱を発する器具もありません。
朝一でお邪魔した時は、一番冷えていた状況だったと思いますが、不思議と寒くて仕方ないという感覚はありませんでした。

本日の来訪の最後の方が火災保険屋さんだったのですが、「玄関は入ったらほんのり暖かいので暖房入っているのかと思いました」と話されていました。確かに、快適と言えるほどではないにしろ、ほんのり暖かく感じるくらいの温度変化を感じて少し驚きがありました。
今日はガス屋さんや、浄化槽の管理業者さん、土地家屋調査士さん、火災保険屋さんなどたくさんの方がいらっしゃったのですが、時間の経過とともに日射が無くても発熱体である人間によって室内が少しずつ暖まったのだと思います。
人間1人の発熱量は100Wと言われています。4人いれば400Wの発熱となりますから、意外に大きな発熱量となります。
斎藤は体型的に1人で200Wの発熱量がありそうですが（^^;）

以外にも内部発熱も無く、無暖房な状態での室温測定を行ったことはありませんでした。
今日、ほんのり暖かく感じた原因は輻射熱の影響が大きいのかなと思っています。それを検証するために、チャンスがあったら室温の計測とサーモカメラで熱画像を取得してみたいと思います。

人間の発熱によって室温が上がるくらいなので、大工さんが以前おっしゃっていたように、作業用の照明で室温が上がるというのもわかる気がします。
高気密高断熱住宅は冬場の暖房期であれば、短時間で室温が温めることが出来、温まった熱を逃がさないので室温が下がりにくいという特徴があります。
今回の経験の中から、電力需給ひっ迫警報発令されている中でも、節電や省エネに大きく貢献できることができる、それが高気密高断熱住宅なのだと、あらためて感じました。

これまでは、外構工事が終わっていなかったので、雪が降るたびにがっかりしてしまっていました。
今は工事も完了し、雪景色を楽しむことが出来て本当に良かったです。

このブログを書いた人
　斎藤賢一
家族…………..妻、娘（小学生）、息子（小学生）、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具（ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル）、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車（クロスバイク）、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン（一応演奏します）
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準１級・２級建築士・福祉住環境コーディネーター２級・第１種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本　、栃木よみうり　

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