地域型住宅グリーン化事業
いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家づくりをしている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。
今年も地域型住宅グリーン化事業のグループの募集が開始されています。
地域型住宅グリーン化事業は平成27年度から始まった制度で、省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造の住宅を建築する場合に、これに対して支援する事業でその対象となる住宅を地域の工務店で建築した際に補助金の支給を受けることが出来る事業です。
地域型住宅グリーン化事業をご活用するには、国土交通省の採択を受けたグループに所属する施工事業者で建築する必要があります。
斎藤建設は森と家を結ぶ会が事務局となるグループに参加する事で地域型住宅グリーン化事業をお施主様にご活用いただいています。
先週の土曜日、森と家を結ぶ会の植林体験会の後に、地域型住宅グリーン化事業に関しての検討会が行われました。
今年のグループの募集要項を読んでいると省エネ性能と、耐震性能の両立を目指していることが色濃く出ている感じがしました。
もともと高度省エネ型のゼロ・エネルギー住宅の補助金に関しては、耐震と言う概念が無かったのですが、今年はゼロ・エネルギーと言う省エネ性能に加えて構造計算または品確法による耐震等級3の耐震性能を有するゼロ・エネルギー住宅に補助金を優先配分すると明確にされています。
また、長期優良住宅でも、ZEH(ゼロエネルギー住宅)性能を有する長期優良住宅に補助金を優先配分するということも明確にされています。
最近の家は屋根に太陽光が載ったり、高性能なサッシ、玄関ドア、強化された断熱性能などにより自重が重くなっているのは間違いありません。
ですので、きちんと耐震性能を担保し安心して暮らすためには、きちんと耐震性の検証を行う事はとても重要な事であると思います。
補助の金額は、ゼロ・エネルギー住宅が140万円または125万円、ゼロ・エネルギー住宅で長期優良住宅の認定を受けたものは150万または135万円。
ZEH水準の長期優良住宅が140万円または125万円、通常の長期優良住宅が110万円または100万円となります。
ちなみに金額に差があるのは、工務店のこれまでの補助金の活用状況によって変わってきます。
この辺りは家づくりをお願いする工務店さんに確認して頂ければと思います。
地域型住宅グリーン化事業の補助金を頂くためには、まず、グループが国土交通省の採択を受けなければなりません。
そして、グループ内での配分が割り当てられて初めてグリーン化事業の補助金が使えるようになります。
補助金を使えるかどうかは、ある程度、家づくりのスケジュールとタイミングに因るところが大きいです。
該当する方はこどもみらい支援事業も視野に入れて、補助金の検討もしていただければと思います。
地域型住宅グリーン化事業に参加していない施工事業者により長期優良住宅や省エネ住宅を建てたとしても、地域型住宅グリーン化事業の補助金を受ける事はできませんので、ご注意くださいね。
このブログを書いた人
斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり
資格……………環境省うちエコ診断士・暮らし省エネマイスター・エネルギーエージェント・気密測定技能士・木構造マイスター準1級・2級建築士・福祉住環境コーディネーター2級・第1種情報処理技術者
メディア…….NHKおはよう日本 、栃木よみうり
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