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脳動脈瘤と診断を受けた経験から

いつもご覧いただきありがとうございます。地元の材料を使って快適で省エネな家を造っている那須塩原の工務店、斎藤建設の斎藤です。

実は、斎藤は以前に脳動脈瘤の診断を受けた事があります。
娘が生まれた時、子供のためにも自分の体のことを綿密に調べてもらおうと思い、脳ドックを受診したのです。
その時、脳の動脈にコブができている状態、つまり脳動脈瘤があると診断されたのです。

精密検査のためにの神経外科を受診したのですが、その病院で血圧を測った時血圧も高い状態で、看護師さんから「血圧もどうにかしないと血管切れちゃよ」と言われて、いつ動脈瘤が破裂するかも分からない、爆弾を抱えさせられたような恐怖心に襲われたのをハッキリと覚えています。

精密検査の中で脳外科の先生からいろいろ説明を頂いたのですが、脳動脈瘤の大半を占めていると言われている、嚢状動脈瘤は、動脈の中膜が生まれながらにして欠損しているところ、つまり弱いところに血流によって負荷が加わって、動脈の壁がこぶ状にふくらんでいくことによって発生すると考えられています。
斎藤の場合は全体の30%を占めている前交通動脈という場所でした。

動脈瘤の状態であれば無症状であることも多い様ですが、敗れて出血するといわゆる「クモ膜下出血」ということになり大変なこと異なります。
クモ膜下出血になると、最初の出血でおよそ3分の1の人は、たとえ病院に搬送されても手の施しようがなく、亡くなってしまうそうで、残る3分の2の患者さんについても、そのまま放っておくと2度、3度と再出血を繰り返し結局なくなってしまうそうです。

クモ膜下出血の原因としては、喫煙、大量飲酒、高血圧、家族歴(血縁者にクモ膜下出血を起こした人がいる)などがあります。斎藤は、この中の2つ高血圧と家族歴(祖父)という2つの項目に該当してしまいます。

先ほど、動脈瘤は動脈の中膜が生まれながらにして欠損しているところ、つまり弱いところに血流によって負荷が加わって、動脈の壁がこぶ状にふくらんでいくことによって発生すると書きました。イメージ的には風船が膨らんでいくイメージです。
ふうせんを膨らませる時、吹き込む息を強くすれば一気に大きく膨らみます。そして、息を吹き込み続ければやがて風船は破裂します。同じ原理で、血圧が高けれはその分動脈瘤も早く大きくなり破裂のリスクも高くなります。

斎藤は今、血圧の薬を服用して血圧コントロールをしていますが、夏は薬が不要なんじゃないかと思うくらい、起床時の血圧は低く安定しています。
温度が高いと血圧が低くなることはよく知られていることです。
慶應大学の伊加賀先生の研究でも、冬場において温度が高い家で就寝した場合、寒い家に就寝した場合と比べても、起床時の血圧が低くなるという事が分かってきています。

知らず知らずの間に育っていってしまう動脈瘤、それを破裂させない様にするためには、暖かい環境で生活していただく事、そして、血圧の変動が小さくするために温度差がない環境で生活して頂く事がとても大切な事ではないでしょうか。
ここでも断熱性が重要になってくることを、頭の片隅に入れて置いていただければと思います。

追伸
斎藤の場合、精密検査を経て脳動脈瘤は否定されました。
血管の形(曲がり方)がちょっと変わっていたので、MRIに写ってしまったとのことでした。
検査が終わり、最終的な診断が下るまでの数ヶ月、生きた心地がしませんでした。
ともあれ、斎藤の頭の中にも、皆さんの頭の中にも、人知れず存在する脳動脈瘤が存在するかも知れません。
お互い気をつけて生活していきましょう!

このブログを書いた人
 斎藤賢一
家族…………..妻、娘(小学生)、息子(小学生)、猫、金魚、サワガニ、熱帯魚、エビ
楽しいもの…キャンプ道具(ランタン、バーナー・ストーブ、クッカー、グリル)、キャンプ道具で調理すること
………………….自転車(クロスバイク)、子供とディズニーリゾートに行くこと、ヴァイオリン(一応演奏します)
特技……………初めて会った猫に「シャー」と言われない。お子さんと仲良くなれる。
仕事……………斎藤建設の社長・家づくり

小さなエネルギーで豊かな暮らしを~普段の生活を一番の幸せに

私たちは、高気密・高断熱とパッシブデザインを活かして、少ないエネルギーで1年中快適に暮らせる家づくりを行っている栃木県那須塩原市の工務店です。
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